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紙の本
地獄くらやみ花もなき 5 雨の金魚、昏い隠れ鬼 (角川文庫)
著者 路生よる (著)
〈地獄代行業〉の皓は、次期魔王を巡る後継者争いに勝利するも、その座を返上し、変わらず青児を助手として日々を過ごしていた。そんな時、旧家で不審火が続き、皓へ依頼が来る。当主...
地獄くらやみ花もなき 5 雨の金魚、昏い隠れ鬼 (角川文庫)
地獄くらやみ花もなき 伍 雨の金魚、昏い隠れ鬼
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商品説明
〈地獄代行業〉の皓は、次期魔王を巡る後継者争いに勝利するも、その座を返上し、変わらず青児を助手として日々を過ごしていた。そんな時、旧家で不審火が続き、皓へ依頼が来る。当主は事故死、孫娘は自殺と思われたが…。【「TRC MARC」の商品解説】
〈地獄代行業〉の西條皓は、次期魔王を巡る後継者争いに勝利するも、その座を返上し、変わらず青児を助手として日々を過ごしていた。そんな時、旧家で不審死が続き、皓へ依頼が持ちこまれる。当主は事故死、孫娘は自殺と思われたが、依頼人は北原白秋の童謡詩「金魚」に見立てた連続殺人だと話し――。歪な家族がひた隠す、十年前の少女の死の謎。そして三匹目の金魚として殺される者とは。美少年探偵の地獄堕とし事件簿、第5弾。【商品解説】
目次
- 第一怪 狂骨あるいは金魚の幽霊
- 幕間・一
- 第二怪 座敷童子
- 幕間・二
- 第三怪 夏の終わりあるいはエピローグ
収録作品一覧
狂骨あるいは金魚の幽霊 | 7−117 | |
---|---|---|
幕間 1 | 119−125 | |
座敷童子 | 127−191 |
著者紹介
路生よる
- 略歴
- 愛知県生まれ。2017年「地獄くらやみ花も無き」で、第3回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉を受賞。同年、「折紙堂の青目鬼 -折り紙あやかし事件帖-」で、第5回富士見ラノベ文芸大賞〈審査員特別賞〉を受賞。
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紙の本
探偵紅子
2021/10/01 23:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔王対決に決着をつけ、いったんシリーズが落ち着いてからの続編です。
魔王位を丸投げした皓さんですが、地獄のお仕事もやらなくてはならず、忙しそうです。
と、言う事で今回の依頼、奈良の金魚愛好家の家で起こった不審死の解明には紅子さんと青児が向かいます。
後半は青児の故郷へ。子どもの頃、出入していたお屋敷で鎌を持った座敷童に狙われます。怖すぎです。
イギリスへ隠れ住んでいる凜堂兄弟の様子も終わりにちょこっと。
次の事案へ「つづく!」の雰囲気です。
紙の本
路生よる氏による美少年探偵の地獄墜とし事件簿の第5弾です!
2021/01/07 09:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『地獄くらやみ花もなき』(角川文庫キャラクター小説大賞)、『折紙堂の青目鬼 -折り紙あやかし事件帖-』(富士見ラノベ文芸大賞)などの話題作を発表されている路生よる氏の作品です。同書は、上記『地獄くらやみ花もなき』シリーズ第5弾です。〈地獄代行業〉の西條皓は、次期魔王を巡る後継者争いに勝利するも、その座を返上し、変わらず青児を助手として日々を過ごしていたというところから物語が始まります。そんな時、旧家で不審死が続き、皓へ依頼が持ちこまれます。当主は事故死、孫娘は自殺と思われたのですが、依頼人は北原白秋の童謡詩「金魚」に見立てた連続殺人だと話します。歪な家族がひた隠す、10年前の少女の死の謎、そして三匹目の金魚として殺される者とは一体誰なのでしょうか?美少年探偵の地獄堕とし事件簿の第5弾です!
紙の本
新章開始
2022/09/06 06:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
新章の開始
皓はあまり登場しない巻であります。
第一怪が紅子さん
タイトルと表紙から紅子さん活躍すると思っていましたが
…活躍どころか全開な感じで容赦なさが良いですね。
紅子さん最強だ…
でも「皓様の助手ですので」という言葉にはきゅんときてしまった。
金魚全面出しの話は、切なさと痛々しさに抉られる話
(好きな北原白秋が絡んできて個人的には
そこも良し)
第二怪は青児さん
地元へ行って…座敷童と隠れ鬼
真相の人の残酷さと酷薄さに抉られる。
青児さんの「逃げる」根源も晒されて痛々しい
(というか、実家の人々の酷薄さも同時に痛々しい)
でも青児さんが前向きに百年をがんばろうとしている姿に
ほっとしたりします。
と…その合間に凜堂双子の話
いや…棘が相変わらず気の毒ですが、
あれはあれでよいのでしょうね。
魔王ぬらりひょんが
魔王らしく阿漕というか悪辣というか…
あのメンバーをそろえてくるとは。
青児さんが気の毒すぎる…気持ちになって
その件は次巻に続くとなりました。