「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/10/05
- 出版社: 集英社
- サイズ:18cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-775456-8
紙の本
私を愛して下さい 長編トラベルミステリー (十津川警部シリーズ)
著者 西村京太郎 (著)
旅行作家の菊地が東京の自宅で刺殺された。直前に岩手県の宮古に行ったことが判明し、十津川警部は相棒の亀井刑事と宮古へ向かう。菊地が特攻兵の妻の墓碑を見たと知った十津川は鹿児...
私を愛して下さい 長編トラベルミステリー (十津川警部シリーズ)
私を愛して下さい(十津川警部シリーズ)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
旅行作家の菊地が東京の自宅で刺殺された。直前に岩手県の宮古に行ったことが判明し、十津川警部は相棒の亀井刑事と宮古へ向かう。菊地が特攻兵の妻の墓碑を見たと知った十津川は鹿児島特攻基地跡へ飛ぶが…。【「TRC MARC」の商品解説】
特攻隊員の妻の命を懸けた叫びが、75年後の殺人者を呼び覚ます!?
旅行作家の菊地文彦が、東京の自宅で刺殺された。直前に岩手県の宮古へ取材に行ったことが判明。捜索にあたる十津川警部は、相棒の亀井刑事と宮古へ向かう。菊地が訪れた姫川村の寺で、砕かれた石碑に“列"という刻字を見つける。東日本大震災で破損しただけでなく、故意に粉砕したと感じた十津川は、石碑の由来を調べ始める。第二次大戦の特攻作戦に繋がると睨んで鹿児島へ飛ぶが……。特攻隊員の妻の命の叫びが、現代の殺人を呼んだ!? 岩手と鹿児島を舞台に描く戦争&旅情ミステリー。書き下ろし。【商品解説】
著者紹介
西村京太郎
- 略歴
- 〈西村京太郎〉1930年東京生まれ。「歪んだ朝」でオール讀物推理新人賞、「天使の傷痕」で江戸川乱歩賞、「終着駅殺人事件」で日本推理作家協会賞受賞。日本ミステリー文学大賞受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
戦争の大義とは
2022/03/10 10:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
トラベルミステリーのノリで読むとがっかりする人がいるかもしれない。
この本の主題は第二次世界大戦での「特攻」だから。
戦争に行って死ぬことが当たり前とされた時代の「大義」とは…。一応ミステリーの体裁をとりながら、理不尽な戦争、旧日本軍の在り方が浮き彫りになる。
印象に残った言葉がある。
「人間が人間に対して死ねと命令することが許されるのか(略)許される筈がない。形を変えた殺人だからだ」
特攻について思いを巡らせた十津川警部の言葉だ。
西村京太郎さんが本当に言いたかったことなのだと思う。