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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/09/23
- 出版社: アルファポリス
- サイズ:19cm/301p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-434-27875-4
読割 50
紙の本
傭兵の男が女神と呼ばれる世界
著者 野原 耳子 (著)
フリーの傭兵として働く37歳の雄一郎はゲリラ戦中、手榴弾の爆撃に吹き飛ばされ意識を失い、気が付くと、見知らぬ世界にいた。その世界では現在、王位を争って王子達が内乱を起こし...
傭兵の男が女神と呼ばれる世界
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商品説明
フリーの傭兵として働く37歳の雄一郎はゲリラ戦中、手榴弾の爆撃に吹き飛ばされ意識を失い、気が付くと、見知らぬ世界にいた。その世界では現在、王位を争って王子達が内乱を起こしているという。どうやら雄一郎は、【正しき王】である少年を助け国を救うために【女神】として呼び出されたようだ。おっさんである自分が女神!?その上、元の世界に帰るためには、王の子供を産まなくてはならないって!? うんざりする雄一郎だったが、金銭を対価に異世界の戦争に加わることになり――【商品解説】
異世界にトリップしてしまった傭兵の雄一郎は、女神として王の子を産めと言われて――【本の内容】
著者紹介
野原 耳子
- 略歴
- 2020年、『傭兵の男が女神と呼ばれる世界』で出版デビュー。
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紙の本
歪んだ世界の血なまぐさい破壊の話
2022/01/05 07:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
個人的に地雷(がありそうなの)と苦手の存在があることが
はっきりしていたので読むかどうかかなり迷ったのですが、
どうもこの作品には引力みたいなものがあって最終的には手に取ることに。
結果、手に取って良かったです。
まさに「傭兵の男が女神と呼ばれる」世界です。
これほどタイトルまんまの世界はないのではないでしょうか。
傭兵の男・雄一郎と女神に仕え捧げる者テメレアと王のノア
世界は王をめぐってノアの異母兄との内乱状態
宝珠が王としたのにそれに異を唱えている内情
宝珠自体が・・・ちょっと胡散臭い感じだから仕方ないのか。
それも含めて世界がかなり歪んでいる。
(実は神も歪んでいるのか)
そして主人公の雄一郎も壊れて歪んでいる。
(いや元の世界に戻るためとはいえ、
国母になることをあれほどすんなりと受け入れるとは
しかもその世界にどうしても戻りたいというわけでもない)
物語全体が色々と歪みを孕んでいる感が否めない。
BLなのかな?
いや、男同士で致しはするのですが
ノア以外はボーイズでもないし、そこにLOVEは見受けられない。
汚泥のような底なし沼のような何かどろっとしたものがありはするのだが。
それが愛とか情とか言えるのかどうかはまだわからないけれど。
で、さらに物語の基盤はBL的なそこではなく反乱がおきている世界が中心
殺戮と陰謀が渦巻いているし、
傭兵であることもあるが雄一郎自体の有り様から戦いの残酷な面を見せてくる。
雄一郎の心を蝕んでいる破壊主義的な部分が召喚された世界の歪みに呼応して
そういう色を作品に見せてくる。
殺伐として血なまぐさいのである。
なので、そういうのが苦手な方にはお勧めできない。
また温かい心情的なものを求める方にもおすすめできない。
テメレアとノアの関係と個々の事情の屈折したもの。
雄一郎を挟んで歪みが増してしまった感。
その三人だけでなく、周囲の人間も歪みが見える。
特にゴードが深いものがあって今後が気になる。
世界の歪みと登場人物の歪みが重なりあって
かなり危うい世界を創り出しています。
この危うい世界の未来(良い未来とは限らないだろう)を
見届けたい気持ちになる作品でした。
ちなみに1巻ではまだ物語が始まったばかりでした
(そうとは思わずに読み始めてしまった・・・)
読む人を選ぶかなとは思いますが、
文章的には読みやすいと思います。
殺戮とか暴力苦手・愛がない行為は苦手・
複数での行為は苦手(私は基本これが苦手なんですがこの話はこれは必然なのでわりと許容)
な方にはあまりお勧めしません。
この歪んだ世界(人々を含めて)是正されるのか
あるいは破壊されるのか個人的にはとても見届けたい作品です。
電子書籍
挿絵はないです
2021/08/14 14:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先ず、お値段が高いです。
この価格で買う程には、特筆する何かを未だ見いだせていません。
ノベル価格位だとまだ買いやすいのにと思います。
内容は別世界に飛ばされた傭兵ファンタジーで、個人的には誰かに肩入れして読まず、フラットに読みました。
強いて言えば、いち傭兵の雄一郎が国をどうまとめ上げるか?
オジサンの絡みは決して嫌いではない筈なのですが、恋愛ものとしてはあまり楽しめませんでした。
悪い奴は明確なのに、幸せな人物がおらず、やり切れない感が残ったからかもしれません。
電子書籍
おっさんが女神
2021/04/25 17:16
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
37歳のおっさんが女神になって美少年に抱かれる、と聞いて絶対コメディだと思ったらやたら血なまぐさい戦闘シーンの連続だった。
主人公にしても脇役にしても重たい過去を引きずっているようだし、王位を争う内乱はまだ当分終わりそうにない。
少年が王になり主人公が王の子どもを産んだら元の世界に戻れるらしいがこの先どうなるのだろう。