紙の本
これ一冊で百冊分のポイントが
2021/08/04 00:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:.ばっは - この投稿者のレビュー一覧を見る
これ一本で一日分の、みたいな、これ一冊で百冊分のポイントが重要な順に解る。
結局、どの本も訴えている点は一緒なのだが、この百冊リストは深読みしたい本を探すためにも役立つ。
以下、実践済みと実行できなそうな項目を除いたポイント
1位 文章はシンプルに
2位 伝わる文章には「型」がある
3位 文章も「見た目」が大事
5位「わかりやすい言葉」を選ぶ
6位 比喩(ひゆ)・たとえ話を積極的に使う
7位 接続詞を「正しく」使う
8位 思いつきはメモに、思考はノートにどんどん書く
9位「正確さ」こそ、文章の基本
11位 主語と述語はワンセット
12位 語彙力をつけろ、辞書を引け
13位 「、」「。」をテキトーに打たない
14位 段落はこまめに変える
15位 とにかく書く、たくさん書く
16位 「わかりにくい」と思ったら修飾語を見直す
17位 「書き出し」にとことんこだわる
18位 「読み手」を強く意識する
19位 「は」と「が」を使い分ける
21位 とりあえず、書き始める
22位 「何を書くか」を明確にする
23位 文末の「である」と「ですます」を区別する
24位 体験談で説得力を高める
25位 書き始める前に「考える」
26位 同じ言葉の重複を避ける
27位 「見出し」で内容を端的に伝える
28位 日頃から内面を豊かに耕す
29位 同じ主語が続くときは省略してみる
30位 考えるために書く
31位 テクニックでごまかさない
33位 的確なインプットでオリジナリティを高める
37位 イメージまで共有できれば誤解なく伝わる
38位 発見や違いを盛り込んで文章を「おもしろく」する
39位 根拠を示す
40位 過去形と現在形を混ぜると文章がいきいきする
紙の本
読書をして文書に磨きをかける
2021/12/06 20:40
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投稿者:しゅうろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「P100 筋肉をつけるときに少し重い負荷をかけてトレーニングを繰り返すように、自分が少し難しいと感じる本に挑戦していくことで、文章力は養われていきます。」とあるように、日々読書に、文書作成に努力していきたい。
紙の本
参考にする本を探すための「参考書」
2021/09/29 13:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章をどう書くかは、何を書くかでお手本は変わる。
そこまでは分かっていても、さあ、何を参考にすればいいだろうとなって、探して回るのは結構時間がいる。
そんな時に、こういった本は都合が良いと思う。
上手い文章などというのは、書けと言われて書けるものではなし、例文を見てそうなのかと書けるのは器用な人だろう。だとしたら、行き成り名文が書けるのは天才に違いない。
如何せん、凡人にできる芸当ではないので、こういった本は大変ありがたい存在だろう。
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「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
著作者:藤吉豊
発行者:日経BP
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
40位までに身につければ「プロ級の書く力」が手に入る。
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手元に置いておきたい1冊。
15位の「とにかく書く、ひたすら書く」というのは本当にそのとおりだと思います。なんとなく昔書いた小説の方がうまく書けているような気がしていたんですが、きっと、当時は毎日のように小説を書いていたからなんでしょうね。
今はビジネス文書やメールを毎日書いているので、小説を書いてもそちらに引っ張られてしまう始末。文章を書くのは難しいです。
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■要旨
『文章のコツ』として多くのプロが共通で大切にしているルールから順番に身に付ければ、皆が効率よく身に付けやすい!100冊名著から各ノウハウ項目を洗い出した上でランキング化(No.1~40)し、例を交えてポイントを紹介する。
■自身の改善点・今後取り組みたいこと
1位:文章はシンプルに書く
⇒SNS等で安易に「発信する」機会は増えているものの、何となく書いており冗長表現となることが多い為に文章力が落ちているように感じる。即対応可能な内容なので取り入れやすい。
4位:文章は必ず推敲する
(LWのトークでは特に顕著だが)自分でも、振返ってみると文の造りがおかしいと思うケースが多い。
振返る機会を増やそう。
7位:接続詞を「正しく」つかう
句読点、「~が、」も含めて、”正しく”使うことができていないと改めて感じた。
(自分の中の)辞書ブームが到来した時、超マニアックな『基礎日本語辞典』(角川書店)の頁をめくっては興奮していたものだが、最近オブジェとなってしまっていた。
接続詞、てにをは、句読点の正しい用法を確認して、文書作成時に留意したい。
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図書館で
まさに本のタイトルそのまんまの本
シンプルな説明と構成。分量も2時間くらいで読める内容で良い。
7の基本ルール
1シンプル、2 型、3 見た目、4 推敲、5 わかりやすい言葉、6 比喩たとえ話、7 正しい接続詞
型 結論説明 PREP point reason example point 結論理由具体例結論 序論本論結論
13のポイント
8 メモ、9 正確さ、10 名文を読む、11 主語と述語のセット、12 語彙力と辞書、13 句読点、14 段落改行、15 書く書く書く、16 修飾語 長い遠く短い近く、17 書き出し、18 読み手、19 はは既知 がは未出 20 名文を真似る
20の秘訣
21 書く、22 何を書くか明確に、23 である調ですます調、24 体験談、25 考える、26 重複排除、27 見出し、28 内面、29 主語を省略、30 考えるために書く書いて考える、31 ごまかさない正直に、32 好きな文章、33 インプットでオリジナリティ向上、34 カタカナ語を日本語に、35 ビジネス文書は書き言葉、36 メールは簡潔さ、37 イメージの共有、38 発見と違い、39 根拠、40 過去形と現在形を交ぜる
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言われてみれば当然のことだけど、改めて振り返るために一読の価値あり。客観的中立的な立場でよく整理されており、シンプルにまとまっていてとても読みやすい。
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文章を書く時に心がけるポイントが、わかりやすく解説されていた。おそらくその多くは、小、中学校の国語の授業で習った内容ではないかと思うが、作文が上手くなりたいと思っている私は、それらを実践できていなかったのだなぁと思う。難しい内容ではないのに、見逃してしまっているのだ。
普段文章を書く時に、少しだけこれらのポイントを意識して推敲しようと思った。
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昔は自分で小説を書いていたものの、ここ数年は書かなくなってしまっていた。吉村昭いわく、書かなくなるともう二度と書けなくなるという。少し怖くなり、パソコンを立ち上げて書こうとしたのだが、書けない!これには驚いた。どうやって書いていたのかさっぱり分からない。慌てたところで、アマゾンがこの本を勧めてきたでのこれまたびっくり。
レベル別のスキルがとても分かりやすく、実践しやすい。とにもかくにも、文書にするからには「伝える」を忘れてはいけないこと、そして何を自分は「伝えたいのか」よく考えることが大切なのだと改めて教えられた。
自分の好きなことを好きなように書けばよい、のはそうかもしれないけれど、こうして書けなくなってしまった今、「自分は何を伝えたいのか」「書きたいことは何なのか」がないと、好きなことも表現できないのだと悟った。
またゼロからのスタート。伝えたいことを念頭に、毎日少しずつ書いていこうという起爆剤になった。
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タイトル通り文章作成にあたって大事なポイントがコンパクトにまとめてある本。数多くの文章に関する書籍のエッセンスを引用文も含めて具体的に記載してくれている。ここで記載されていることを改めて意識して日々の文章作成にトライしたい。
最後に著者も述べているが、とにかく量を書くことが文章力向上の鍵であることには強く賛同する。本書籍のエッセンスを念頭におきながら、量を書いて校正し、それを晒していくことを続けていきたい。
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文章を書くのが苦手な人も、好きな人も得るものがある一冊です。文章を書くのに大事なエッセンスが、ぎゅぎゅっと濃縮されている感じがします。
個人の文章術の本ってともすると、独りよがりに感じられたり、ピンとこない部分もあったりするけれど、この本は100冊のポイントをまとめているだけあり、非常に説得力を感じました。
一文をシンプルに。分かりやすさや正確さを重視する。不要な語の省略、主語と述語の位置。ネット上に文章をあげる場合は、余白や段落分けも重要。
どれも基本的なことではあるけれど、いざ書いていると案外忘れているもの。
たまに自分の過去の文章を見直す時「うわ……」となるものもあり、そのたびに推敲の大切さを思うのだけど、最近はさぼり気味。
するとこの本で紹介されている7つの基本ルールの一つに『文章はかならず「推敲」する』の一文が……。やっぱちゃんとせなあかんわ、と自戒しました。
内容自体はどれも基本的な印象ですが、だからこそ改めて基本の大切さを意識しました。そこからさらにステップアップするには、日々様々な経験や知識を蓄え、自分の中身を豊かにし、そして書き続けることが重要とのこと。
読み終えると、文章を書くモチベーションが自然とあがっていました。
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P40 余白。駄本のページ稼ぎというイメージが。
P47 変換で打てるから、やたらと難読漢字を使う人が多いですよね。
P52 書いたものは、1週間から一晩寝かせる。わかっちゃいるけど……
P56 対象とするのは、現役中学生なのか義務教育修了なのか?
P61 気象庁だから、デフォルメしにくいでしょ。
P62 「首都圏」法律の定義だと、関東+山梨県。東京都の隣接県。でも、NHKとかは「1都3県」の意味で使ってませんか?
P77 ここは、「接続詞のある例」を先に書くべきじゃ?
P126 私と編集者の二人共大急ぎなら、どうするの?
P143 主語+が 未知、 主語+は 既知 … 知りませんでした。
P152 新聞のコラムを参考にしろ…私怨を一般論として語ることがあるのですけど。
P171 「クルマに乗ること」=「ドライブ」 ほぼほぼ同義じゃ?
P180 有名作家がSNSは見ないと。駄文率の高い媒体を、なぜに、わざわざ見る必要があるのかと。
P186 カタカナ語は、分断としての防壁かと。内輪か否かの。
P210 「編集」をどういう意味で使っているのか気になりました。取材と編集は分けませんかね?
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【映像文】
文章の書き方に関する本は大量にあります。それぐらい文章というものは自由度が高いことを示しています。
誰でもできるうえ、文字の組み合わせは無限大です。
うまい文章は情景が浮かぶ文章です。
わたしは今この文章をパソコンで打ち込んでいます。
短パンにTシャツ姿で、座椅子に座っています。部屋は締め切るとムッとするので、外の風が吹き込むように少し窓をあけています。
初老ですが、目は良く、老眼鏡もかけていません。
たいして、いいアイデアも浮かばないので、脳みそに負荷をかけずに、思いつくままに書いているだけです。
大体の状況が浮かんできたでしょうか?
へたくそですね。絵が浮かばない文章はこのようによくない文章です。
「は」と「が」の違いは、なるほどです。(←これ自体「は」を使えていない)
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余計な言葉はとにかく削る。一文は60文字以内。ワンセンテンスワンメッセージ。
1、結論が先、説明が後の逆三角形型。
2,結論、理由、具体例、結論のPREP型。
3,論文は、序論、本論、結論の三段型。
序論は扱うテーマと問題点を提示、本論で分析、結論(解決策)を提示。
ブログの型=主題、理由、具体例、提案。
余白は、行間が0.5~1文字サイズ、段落の区切りで空白行を入れる、ひらがな:漢字=7~8:2~3、無理して漢字にしない、ひらがなのほうがゆっくり読ませる。
プリントして推敲する。
接続詞はなくてもいい場合は削る。書き終えた後削れる接続詞はないか考える。
いつでも思い付きをメモを取れるようにする。ネタ情報集めは書くことと同じくらい大事。
名文を繰り返し読む。語彙が増やせる。
森鴎外「春秋左氏伝」
福田恒存、山崎正和、司馬遼太郎、
パルムの僧院(スタンダール)坊ちゃん、
ゴーゴリ「検察官」
坂口安吾「桜の森の満開の下」
司馬遼太郎「司馬遼太郎が考えたこと」
向田邦子、遠藤周作、林真理子
主語と述語は近づける、勝手に省略しない。
類語辞書
日本語使いさばき辞典、
角川類語新辞典
デジタル類語辞典第7版ジャングル
類語大辞典 講談社
使い方のわかる類語例会辞典新装版 小学館
ブログは2~3行で下位行。
時間を決めて毎日書く。とにかく書く。
新聞雑誌ネットに投稿。
日記をつける。
ブログを書く。
鑑賞ノート。
小説のあらすじ。
形容詞や副詞は数字に置き換える。
書き出しのパターンは6パターン。
会話や、音から字始める。
タイトルの逆を書く
動きがあるシーンから始める(雪国など)
疑問を投げかける
格言名言を使う
短文で言い切る(吾輩は猫である)
は、と、が、を使い分ける。
は、はわかっていること、が、はわかっていないこと。
名文を書き写し真似をする。
とにかく書き始める。締め切りが迫ってくると、とにかく書く。
藤沢晃治「わかりやすい文章の技術」「わかりやすい説明の技術」
板坂元「考える技術書く技術」
文章の良しあしは、何を書くか、で変わる。読み手のメリット、独自の視点があること。
自慢話はしない。失敗体験を書く。