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読割 50
紙の本
神の子 (祥伝社文庫 花川戸町自身番日記)
著者 辻堂魁 (著)
一膳飯屋を営む男を衝き動かした慕情、大好きな父親の窮地を救おうとする童女の奇跡、武士の義ゆえに添い遂げられない夫婦の絆…。隅田川近くの横町「人情小路」で健気に懸命に生きる...
神の子 (祥伝社文庫 花川戸町自身番日記)
神の子 花川戸町自身番日記
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商品説明
一膳飯屋を営む男を衝き動かした慕情、大好きな父親の窮地を救おうとする童女の奇跡、武士の義ゆえに添い遂げられない夫婦の絆…。隅田川近くの横町「人情小路」で健気に懸命に生きる人々を描く時代小説。〔二見時代小説文庫 平成23年刊を大幅に加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
人の本心は誰にもわからない。だから思い遣る――
隅田川近くの横町に生きる人々が、手探りで明日を掴もうとする、江戸の人間交差点!
浅草花川戸界隈には、《人情小路》と呼ばれる横町があった。戯作者を目指す可一はその辻の自身番の書役として、町内の出来事を日記に残していた。そこに綴られていたのは、一膳飯屋を営む男を衝き動かした慕情や、大好きな父親の窮地を救おうとする童女の奇跡、武士の義ゆえに添い遂げられない夫婦の絆だった――
健気に懸命に生きる人々を描く、感涙必至の時代小説。【商品解説】
収録作品一覧
浅草川 | 7−42 | |
---|---|---|
一膳飯屋の女 | 43−134 | |
神の子 | 135−242 |
著者紹介
辻堂魁
- 略歴
- 辻堂 魁
1948年、高知県生まれ 。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆業に入る。2010年に刊行された『風の市兵衛』(祥伝社文庫)がシリーズ化されるや、圧倒的支持を得て、225万部を突破。18年には連続テレビドラマ化され、“そろばん侍”が人気沸騰、お茶の間に熱狂的ファンを生んだ。本書は著者のすべてが詰まった初期の傑作。著書に『残照の剣』「日暮し同心始末帖」シリーズ他多数。
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辻堂魁氏の描く子供は何度もいじらしい
2023/05/01 14:49
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
音に敏感で、周りの者が聞き取れない物まで聞こえてしまう不思議な子。
父と二人暮らしながら、曲がらず素直で皆にも可愛がられる存在の子。異能な能力の持ち主の子が皆を助けることに。
結末での父の決断も、娘を思う気持ちの為。父と子の愛情が切なくも温かい小説です。