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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/10/05
- 出版社: ジャパンマシニスト社
- サイズ:20cm/405p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88049-493-7
- 国内送料無料
紙の本
「発達障害」とはなんだろう? 真の自尊ルネッサンスへ (「こころ学」シリーズ)
著者 石川憲彦 (著)
新しい発達障害が次々と登場し、みんなが障害者になる時代がやって来る!? 精神科医の著者が、なぜそうなるのか、それはどのように起こってくるのかを分析。発達障害者がもつべき自...
「発達障害」とはなんだろう? 真の自尊ルネッサンスへ (「こころ学」シリーズ)
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商品説明
新しい発達障害が次々と登場し、みんなが障害者になる時代がやって来る!? 精神科医の著者が、なぜそうなるのか、それはどのように起こってくるのかを分析。発達障害者がもつべき自覚や新しい時代の生き方のヒントを伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
プロローグ
新「障害者」となる私たちの未来
発達上の異常を「障害」と考えるとき/人為淘汰の結果生み出された新障害/LD(学習障害)をつくり出したもの/リアルな関係性の内在化をするために/新発達障害が急増するとき
Ⅰ 薬剤依存への道─AD/HDの治療から
第Ⅰ章のはじめに
MBD(微細脳障害)の第一人者・プーさんとの出会い/記憶力抜群の中学生・カキやん/多動な子どもたちへの投薬/自然の中で出た結論
「発達障害」とは、なにか?
発達障害ブームの始まり/対象は、幼い子どもから成人までに/法にあるのは「脳機能の障害」/三つの違和感/使用される覚醒剤
AD/HDは、どう診断されるのか?
二つの診断基準(ICDとDSM)/AD/HDの診断要素/子どもと大人の関係性によって形成される障害… 60 /国や年代で生じる差/マルタの「よい子」がドイツではAD/HD/問題視されたのは、落ち着きがない子/MBD(微細脳障害)の誕生/日本に導入されたMBD
AD/HDの原因と治療
ひき継がれた覚醒剤リタリン/リタリンの始まり/原因にあるのはドーパミン/社会的バイアスに左右される診断/覚醒剤の四つの問題
薬の作用とリスク
中枢神経刺激剤と注意欠陥/多動性障害治療薬/実行機能と脳内報酬系/覚醒剤の依存と中毒/使用期間と副作用/三剤の有効性とプラシーボ効果/薬の使用の判断基準/薬を使用したほうがいいというバイアス
社会で起きている変化
人間にプログラムされた自然界で必要な力/人為社会で起こる脳のごまかし/リタリンの増加がもたらしたこと/発達障害と犯罪の関係
II 分類処遇によってすり替えられる診断─LDから始まる知の分断
第Ⅱ章のはじめに
カキやんの変化/原因は自分にあったという気づき/算数が苦手な女性と特殊教育/トゥレッテ症候群のキチが教えてくれたこと
診断にある政治性
診断が必要な理由/AD/HDとLD(学習障害)/LDの「D」の複雑さ/個別支援教育IEP…134発達障害の分類日本では定義が曖昧なLD/医学的LDの怪しさ/二つの診断基準の接近と混乱/不器用でぎこちない運動症群/顔面の小運動をはじめとするチック症群/「コミュニケーション」の障害/法から除外された「知的障害」/分離教育と差別/診断を分断に用いる危うさ/専門家と親だけで決められた法
治療・早期発見・犯罪のもたらす政治性
法が担った問題のすりかえ/改善可能性にある二つのモデル/診断に期待するストーリー/早期発見にある社会的リスク/発達障害児は危険だというキャン ペーン/人々の心配を駆り立てるもの
医学的診断と治療…【商品解説】
目次
- 目次
- プロローグ
- 新「障害者」となる私たちの未来
- 発達上の異常を「障害」と考えるとき…23/人為淘汰の結果生み出された新障害…24/LD(学習障害)をつくり出したもの…26/リアルな関係性の内在化をするために…28/新発達障害が急増するとき…30
- Ⅰ 薬剤依存への道─AD/HDの治療から
- 第Ⅰ章のはじめに
- MBD(微細脳障害)の第一人者・プーさんとの出会い…35/記憶力抜群の中学生・カキやん…37/多動な子どもたちへの投薬…40/自然の中で出た結論…43
著者紹介
石川憲彦
- 略歴
- 〈石川憲彦〉1946年兵庫県生まれ。東京大学医学部卒業。児童精神神経科医。「林試の森クリニック」院長等を歴任。著書に「こどもと出会い別れるまで」「みまもることば」など。
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