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肩の荷が下りた!
2021/04/08 15:00
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投稿者:おぐちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分は料理が好きだと思っていたし、お弁当作りもないから割と楽に台所に立てていると思っていた。
でも本を読み進めるうちに自分が確かに感じていたプレッシャーや「報われなさ」を再認識した。そんな気持ちを代弁してくれ
「頑張らなくても大丈夫、大丈夫」とコウケンテツさんが慰めてくれ、少しでも元気を出して機嫌よく作れるように沢山の簡単&美味しいレシピ
を紹介して下さっている。
「おわりに」の言葉に思わず涙が出ました。
間違いなくおススメできる本です。
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ねばならないを自分で作りだしてストレスためてた。3食きちんとでなくてよかったり、コウケンテツさんは、お休みの時のんびり朝起きて、朝ごはん食べたら昼はコンビニで簡単にとか、ご夫婦は食べなかったり。一汁一菜ですら難しいって本当に!!
そして料理習得に関しては、自己努力によるもの!という、好きだから努力とも思わずできてたけど、素晴らしいことなんだ!
そして、コウさんのエペソードで、食事作るために買い出ししたけれども、子供を連れて帰って来て、食事作り以外にもやることあるっていうときに、宅配ピザにしてしまったという、わかる!私も作り気満々で、買い出ししたものの、疲れ切って、買った材料は使わず、出来合いのものとかそういうことある。お金の無駄にもなったという罪悪感持つ必要なし。ゆるく考えられたらよいな。子供たちがおいしく食べられて、私の負担も軽ければよい。手作りのものでも、出来合の食べ物であっても、子供が残さずぺろりと平らげてくれるのがストレスない。それだけで、サンシャインが輝く!
お腹いっぱいにしてあげるのが愛情で、手作り料理が愛情ではないと。本を数日かけて読んでいるので、毎日子供達の食事のハードルを下げつつある。
そして、コウさん家族のエピソードで、キャラ弁の項。私も今日頑張ったってときは、アピールします。できることが当たり前になるほどの腕前になりたいとは思うけど、毎日はしんどいだろうから、頑張ったアピールをして、毎日はできないというアピール。この項のところは涙出そうになった。
男女の能力差があるからっていうのもあれば、私が家事を回すことが多いから元々の能力も磨かれてるってことで、夫は常に劣後してるのはそういうことなのだ!と思えばやりすごせる。
レシピ本は人を幸せにするのかというところ、コウさん自身はレシピ提供側として、レシピが溢れていてもういらないんじゃないかとも思うがYouTube初めて伝え方の問題など気付いたり。受け取る私としては、料理が好きでいろんなレシピ本を読み漁ってベストな味を求めて数年たっても定まらない、疲弊感。
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※Kindleで読了
わたしは家事は苦手だけど、ご飯を作るのは好きだった。でも、子供が出来て育休が明けて働き出してから、献立を立てて買い出しをして子供を見ながら時間と戦いながらの調理。いつの間にか「楽しい<義務感」が強くなって楽しい料理は出来なくなっていた、そんな矢先に二人目妊娠、このタイミングだったからこそ、分かることが多くて、共感&感謝が湧いて止まらない本だった。
――――――――――
品数や栄養摂取への知らず知らずのこだわりや、好き嫌い問題、お手伝いしたいしたい期への対策、など、肩の力を抜いてくれるアドバイスが多く参考になりました。
先日読んだ土井善晴さんの「一汁一菜への提案」についても少しトピックに登場して嬉しくなりました。
・
わたしの精神安定剤として、また読みたいと思います。
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私は料理をすのがつらい。とても。
好きなのかどうかもよくわからず、子どもたちに手作りのものを食べさせたいと、必死に十数年やってきた。
へとへとになって、正直もう無理だ…って思っていた。
コウさんは、これまで料理を作れば人は幸せになれるというテーマでレシピ本を作ってきたけど、
ある日講演の来場者からの「料理がつらい」という痛切な声にはっとさせられたのだそう。
こういう人たちを追い詰めてきたのではないか、と。
自分自身も子どもが増えるにつれ家事負担が重くなり、料理を楽しめなくなり、楽にできる道を模索してきた結果、この本に至ったとのこと。
フランスのお母さんのエピソードが紹介されている。
フランスでは、働いていればデリバリーや出来合いのもので済ませることは日常的なこと。
「だって、私のサンシャインが輝かないじゃない!」って当然のようにフランス人お母さんは語っていたのだとか。
「私のサンシャイン」!
私のサンシャインを輝かせることが一番大事。
手作りを必死に作って、たいして子どもたちも喜ばず、それにムッとしてイライラして疲れ果てた姿を見せるよりも、やりたいことやって、生き生きとできるだけ明るくいられた方が、きっと家族もうれしいだろう。
私いつもイライラしてたのです。
なんで私ばっかりやらないといけないのって。
でも、これまでやってきた家事がいよいよきつくなってきて、最近は夫にもかなり任せるようになって、
お弁当もすっごい手抜きなもので済ませるようにしたらすごく楽になって、前より生活するのが楽しくなりました。
コウさんがそんな台所に立ち家事に追われている主に女性たちに寄り添って語りかけるエッセイ、あったかいです。簡単にできる料理も紹介してくれてます。
全部に共感できるわけではないですが、
コウさんだからこそ書けた本だと思います。コウさんありがとう。
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料理研究家コウケンテツさんの初エッセイ。
はじまりは
料理の楽しさや大切さを伝える中で
ある講演会で投げかけられた
ある女性の一言
「毎日ほんとうにつらいんです」
思ってもみなかった
「料理がしんどい」
という声
その声に耳を傾け
試行錯誤の中で
たどり着いた
著者の優しい思いとアイデアが
日々のエピソードと共に
語られていく
作る人の気持ちを癒す一冊
まず
家庭料理を作る人の
苦労、労力、プレッシャー。
日本人の食卓のレベルの高さ。
などなど
料理がしんどいと感じる
お母さんたちの
様々なハードルに寄り添い
解き明かしてくれる
それから
海外の食事の気楽さ
料理にまつわる
ねばならないの考え直しなど
新しい選択を差し出してくれる
優しいお話だけでなく
ユーモアもたっぷり
料理人の手の込んだお弁当より
コンビニゼリーが子どもに人気だった
トホホなお花見会のお話や
疲れ果てて何も作れず
「土井先生、今日は一汁一菜も無理です・・・」
とつぶやく日常など
心くすぐる
エピソードの不意打ちに
思わず笑みが溢れ
読む手が止まらない
巻末レシピも簡単で実用的
なんでもナムルにしたり
ワンプレートで済ませたり
セルフ味付けにしてみたり
お母さん大助かり
これなら
ちょっとやってみよう
明日のご飯と自分に
希望が持てるようになる
自分を大切にして
家族を大切にしたくなる
日々料理する私たちを
心から支えてくれる一冊
まずは
「わたし頑張ったよ」
と伝えるところから始めてみた
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きっと、この本を手に取るのは家事の料理を担ってる人が多いのだろうけど…担ってない人にほど読んで欲しい
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コウケンテツさんでも、保育園から帰宅した子どもの相手に手こずって「ピザ頼もう」となるとか、休みの日は子どもと外でコンビニおにぎりを食べる時もあるのだと知り、ホッとしました。
子どもとゆっくりご飯を食べれなくなっているというライフスタイルの変化から、自分の機嫌が悪くなっていることに気づいた…など、素直な気持ちや姿を隠すことなく書いて下さっています。
料理研究家としてデビューしたころの話などもあって、確かに昔は「彼氏が食べたいご飯」を提案する枠で、男性の料理研究家は存在していたなぁと。懐かしく思い出しました。
今は素人でさえ、YouTubeやクックパッドで自分のレシピを披露する世の中。時代は変わりましたね。
本の装丁やイラストも可愛い本でした。
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私はどちらかというと、作るより食べる方が好き。
なのに当たり前のように料理は99%私の役目。
結婚して以来、なんだか納得のいかないモヤモヤした気持ち。
この本でそんな気持ちが軽やかに、
少し楽しんで料理できるようになりました。
日本という女性にとても多くを求めるられる国で、
毎日がしんどい・・・
そんな人にオススメしたい一冊です。
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コロナでとにかく食事を用意するのが大変で!
動画でだいぶ助けられました。
そんな方が書く本が気になって、読んでみました!
もう誰がなんと言おうと、
家族からok、もしくは自分がまいっか!で良ければ
楽しようと!!笑
自分で自分にプレッシャーかけてたなぁーって
気付かされた本です。
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料理がもともと得意な人だけではなく苦手な人も含めて、忙しくても疲れていても頑張って毎日家族にご飯を作っている人に向けた応援メッセージが詰まった本です。
子育て世代でもあるコウさんが、仕事と家事育児を両立していく中で手放した「ねばならない」にまつわる話は、共感しっぱなしでした。
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タイトルどおり、全編を通して毎日のごはん作りは無理しなくてよいよ!というコウケンテツさんのメッセージが貫かれている本。巻末のレシピもどれも本当に手間なく美味しそうなものばかりで実用性もあり。
一番好きな文章は、「家で料理ばっかり作っていたら、私のサンシャインが輝かないじゃない」というパリの女性のセリフ。家族が、社会が幸せになるにはまず自分自身が幸せにならないと、という考えがもっと日本でも広まりますように。
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“料理を作る側が意識的にも無意識にもしている「我慢」。それが積み重なっていき、やがてただ食べるだけのパートナーに対する憎しみの気持ちに変わってしまう。あまりにも悲しいことではないか。そんなことを望んでいる人なんて誰ひとりいないのに。”(p.28)
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ひと昔前に著者のレシピ本を読むと、面倒くさがりやの自分には小難しい内容だったので、離れていた。コロナ禍となり、著者が動画投稿を始めるとレシピに簡単!な文字が並ぶことに不思議に思っていた。不思議の理由がこの本に書かれていた。映えする料理を作らなければ、と日々、苦痛に思う待てる方には読んでほしい。
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時短勤務とはいえ、仕事で全力疾走、お迎えの自転車を走らせて、子供の習い事の送迎で右往左往。晩ご飯作るのがしんどいのはしょっちゅう!そんな毎日を代弁してくれるようなタイトルと帯。
この本を紹介しているnoteを読んで、すぐにポチった一冊。寝る前のリラックスタイムに読みました。
「一汁一菜すらしんどい」
「洗い物はたいへん」
などの代弁ワードに加えて
「サンシャインが輝かないから今日はご飯を作らない」
などの名言多数。
切ってあえるだけのような簡単レシピがあるのも嬉しい!
普段、なかなか褒めてもらえないので、この本を読んで「わたし頑張ってる!」と思うようにします。
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コンケンテツさんのレシピは自分好みで普段からよく参考にさせていただいてる。
料理は嫌いじゃないし、どっちかっていうと作るのも苦ではない。でも、主婦になってから献立を考えるのが本当に大変!
料理研究家のコウケンテツさんも同じような事を思っているのが驚きでした。
たしかに日本のママはご飯をちゃんと作らなきゃと思いがち。フランスのママのように"今日は私のサンシャインが輝かないから"という風潮になればいいな....笑。
この本は普段料理を作らない人(うちの場合は旦那氏)に本当に読んでほしい!!毎日のご飯を作るのがいかに大変か、と。