紙の本
クリスマスの贈り物に
2022/01/05 15:21
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投稿者:葛飾ホーク - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校受験をひかえた甥っ子へのクリスマスプレゼントに。あっというまに読み終えたと言っていました。
私も読みました。くせのないフラットな絵は、内容を理解するのに役立ちました。
紙の本
話題の本
2020/12/25 14:16
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:cyancha2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
翻訳本。内容はわかりやすくいいと思う
紙の本
原作本だとハードルが高いという方に(私もです)
2022/01/31 15:32
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界的なベストセラー「サピエンス全史」の公式漫画版(恥ずかしながら原作を読んでおらず…)。学校の歴史の授業では深く触れない時代ながらこうして俯瞰すると非常に興味深く感じました。漫画とは言えなかなか読み応えがありますが勉強になる一冊です。
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上下巻になってる本編の方も読んだけれど、
歴史が始まって人間の経済活動の記述もあったような。対してこちらは、ホモサピエンスが地球上に広がって…の方がウエイトが大きかった気がした。先に読んだ本編の方もまた読み直したくなったし、まぁ、とにかく幅広く楽しめてアカデミックな気持ちになれるし学んだなぁという自己満足が得られる。
あちらを読んだときにも感じたことだけれど欧米文化を中心としても描いてあり、(もちろんこちらもだけれど)違和感に気が付くかも。
マンガ形式だけれど読みにくい(それはコミックの文化の違いもあって)のだけれど、慎重にじっくり少しずつ読み進めて堪能できた。
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サピエンス全史、なかなか読み終わらない中、これを読んでしまった。わかりやすく、早くよめる のは嬉しい。が、やはり原本の充実した内容には勝てない。
なんとか、頑張って読んでみよう。
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歴史って漫画だとわかりやすい。ぐんぐん惹き込まれる画風と進み方で、人類の誕生という、歴史の中でも壮大な部分を時空を超えて楽しみながら学べる本でした。
サピエンスが今のように発達したのは”虚構”を作り上げたからだとこの本では言っています。神という存在、宗教、価値観など、そういったものが人々をまとめ、発達したのだと。
部分的に著者の政治的な偏りが垣間見えるのが気になるけれど、寝る間を惜しんで没頭させてくれる漫画だった。子供も大人も楽しめると思う。
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本の最初にこんな言葉が。
「絶滅し、失われ、忘れられたものたちへ。
集まって形をなしたものは、いずれかならず崩れて塵と消える。」
ーユヴァル・ノア・ハラリ
これは過去形で書かれているが、
全ての存在に当てはまる普遍的なことなのでは?
ホモ・サピエンスだけがこの法則の例外・・・
なんていうことは考えられない。
「本の流れ」
600万年前
ヒトとチンパンジーの祖先が分かれる
250万年前
アフリカで人が出現。最古の石器
200万年前
ヒトがアフリカからユーラシアへ広がる
ヒトが複数の種に進化する
50万年前
ヨーロッパから中東でネアンデルタール人が出現
30万年前
火が日常的に使用される
20万年前
ホモ・サピエンスがアフリカに現れる
7万年前
認知革命。物語の発生。歴史の始まり。サピエンスがアフリカの外へ進出
5万年前
サピエンスがオーストラリアに移住。オーストラリアの大型動物相の絶滅
3万年前
ネアンデルタール人の絶滅。ホモ・サピエンスが唯一のヒトとなる
1万6000年前
サピエンスがアメリカに移住。アメリカの大型動物相の絶滅
1万2000年前
農業革命。栽培作物と家畜の誕生
5000年前
初の王国と文字と貨幣。多神教
4250年前
初の帝国ーサルゴンのアッカド帝国
2500年前
硬貨の発明ー普遍的な通貨
ペルシア帝国ー普遍的な政治秩序
インドの仏教ー普遍的な教義
2000年前
中国で漢帝国。地中海でローマ帝国。キリスト教
1400年前
イスラム教
500年前
科学革命。人類は自己の無知を認め未曾有のパワーを獲得し始める。
ヨーロッパ人がアメリカと大洋を征服し始める
地球全体が単一の歴史舞台になる。資本主義の台頭
200年前
産業革命。家族と共同体に代わるものとして国家と市場が登場。
動植物の大量絶滅
現在
人類が惑星・地球という限界を越える
核兵器が人類の存続を脅かす
生物が自然選択でなく知的設計によって生み出される割合が高まる
未来
知的設計が生命の基本原理になる?
初の非有機生命体?
人類が神になる?
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サピエンス全史を読む前の関連知識作り。これでとどまってしまう可能性もあるけど。進化心理学の話が中心。ポルトマンの話も出てくる。ホモ族の中でなぜサピエンスが生き残ったか。フィクションを共有できて協力することができたこと。協力するということは仲間の情報を収集することが大事になる。ゴシップ好き。今の常識が人類の常識ではない。家族形態は特に。情報や技術の共有が急速におこなわれる現代以降,ホモサピエンスはどんな変化をするのか。人類はだいたい願望を現実化させてきたのではないだろうか。どんな願望を持つかが人類の行く先を決めそう。
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生き残ったホモ・サピエンス。子孫をどう繁栄させたか。
ブラジルの講演会のやり取りが面白い。
固定観念に囚われた人と対峙する専門家のところ。
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かつて地上には何種ものヒトがいた。なぜ私たちホモ・サピエンスだけが生き延び、繁栄することができたのか? 世界的ベストセラーの公式漫画化、ついに始動! 全頁フルカラー。(e-honより)
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サピエンス全史は、何度読んでも良い。
人間がどういう生き物なのか、最もコアな部分が見えてくる。
次も出るのかな?楽しみ!
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猫に色々な種類がいるように、以前は人間にも多くの種類がいた。しかし現在地球上にいるのはそのうちのサピエンスだけだ。この謎と影響を教えてくれるサピエンス全史の漫画版。やはりビジュアルが有ると理解しやすい。
自然界は通常何万年もかけて変化に対応してきた。しかし、サピエンスは余りにも急速に世界中に進出・対応し、その為地球をがらりと変えてしまう事となった。
人間は当初サバンナの負け組であり、その為人間は今でも不安でいっぱいであり、いつでも自分の立場を気にしている。
こんな人間が生態系のトップに躍り出たため、人類は二倍も残酷で危険な生物になってしまった。戦争も生態系の破壊も、歴史上の大惨事は人類が急に頂点に飛び出したことが原因だという。
そんなサピエンスが世界を支配している理由は、「自分達で生み出した虚構」を信じることが出来る動物が他にいないから。神も国家も会社やお金も、全員がそれを信じていなければ成り立たない。十字軍に命を捧げたり、お金を貯めることに夢中になったりすることは虚構を信じた結果だ。昔の御神木に宿る精霊も、今の株式市場に宿る精霊にも、人間が抱く気持ちは何も変わっていないという事なのだ。
アフリカの片隅で生まれたホモ・サピエンスがユーラシアからアジア、太平洋、北アメリカから南アメリカまで全世界に進出したことで、哺乳類・鳥類をはじめ多くの種が絶滅した。ガラパゴス諸島は多様な生物が暮らしているが、これはたまたまこの島への人間の進出が遅かっただけの理由であり、他の全ての大陸や島ではガラパゴスとは異なる多様性が存在していたのだろう。
続編はこれほどの暴君ぶりを発揮したサピエンスが、小麦の奴隷となる歴史が描かれるらしい、楽しみである。
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サピエンスは、こうして世界中にはびこったのか…と理解できる作品。
猿から進化したと言われても、猿がいきなり今のヒトになるわけでは勿論なく。
その過程では、他の人類の淘汰や、石器時代からの環境破壊があり。。ああ、現代の気候変動の問題だって、サピエンスの進化の延長線上のものなんだ。必然的な。
さあ、、フィクションを信じ、何万人もが協力し合えるサピエンスは、即座に行動変容が可能という特技を生かして、これからも永く繁栄できるのか。
「賢さ」一歩及ばす、現状を見誤って自滅の道を歩むのか。。
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インターナショナルな高校生たちとユヴァル・ノア・ハラリさんがネットで対談している番組がすごくおもしろかった。その中で取り上げられていたのが「サピエンス全史」
こりゃちょっと読んでみたい!
と思って買ったらすごい分厚さで驚いた~
でもマンガなのでわかりやすいしすい理解しやすかったのよね
人類の誕生から進化
少なくとも6種類はいたであろう人類の仲間たち(ネアンデルタール人やデニソワ人)はなぜ絶滅して、力の弱いホモ・サピエンスが残ったのか?
自然淘汰?仲間割れ?サピエンスが絶滅に追い込んだ?
そして人類は地球上の生物を絶滅に導く凶悪犯でしかないのか?
興味深かったのは番組の対談の時にも話題になった
「フィクション(虚構)」という概念
想像上の共通した概念を現実のもとして認識して他人とシェアすることのできること。
それには人と人での共通した概念の認識とコミュニケーション能力が必要であるって話
つまり「ドル」=「お金」という概念だけど
「ドル」紙幣にそんな価値があるものではない(金じゃなくて紙だからね)
つまり「ドル」紙幣は価値のあるものとして共通の認識(つまりフィクションや神話)を信じているからこそ、そのものの価値を認めるということ
ある意味哲学みたいだけどそれが人類学者からの発信といいうのがおもしろい。
そしてそこからサピエンスの進化が加速していくということがまたおもしろい
私が中学生や高校生の時にこんなおもしろい本に出合ってたら進路や人生が変わっていたんじゃないかな~
ユーモアあふれる語り口とわかりやすさ
とにかくおもしろかった!!
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歴史や人類学は局所的な研究をしてる方はとても多いが多面的に研究し意見を纏めている方はあまりいないのでは。所々疑問を持つ解釈はありつつも、情報量や面白い見方は多々あり、様々な事を考えたり調べるきっかけにはなると思った。