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読割 50
紙の本
おもかげ (講談社文庫)
著者 浅田 次郎 (著)
定年の日に倒れた竹脇は、ベッドに横たわる自分の体を横目に、奇妙な体験を重ねていた。孤独な幼少期、幼くして亡くした息子。自らの過去を彷徨う竹脇の目に映ったものは…。心揺さぶ...
おもかげ (講談社文庫)
おもかげ
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商品説明
定年の日に倒れた竹脇は、ベッドに横たわる自分の体を横目に、奇妙な体験を重ねていた。孤独な幼少期、幼くして亡くした息子。自らの過去を彷徨う竹脇の目に映ったものは…。心揺さぶる、愛と真実の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
涙なくして読めない最終章。
人生という奇跡を描く著者の新たな代表作。
孤独の中で育ち、温かな家庭を築き、定年の日の帰りに地下鉄で倒れた男。
切なすぎる愛と奇跡の物語。
エリート会社員として定年まで勤め上げた竹脇は、送別会の帰りに地下鉄で倒れ意識を失う。家族や友が次々に見舞いに訪れる中、竹脇の心は外へとさまよい出し、忘れていたさまざまな記憶が呼び起こされる。孤独な幼少期、幼くして亡くした息子、そして……。涙なくして読めない至高の最終章。著者会心の傑作。
時代を超えて胸を打つ不朽の名作『地下鉄(メトロ)に乗って』から25年――
浅田次郎の新たな代表作、待望の文庫化。
解説・中江有里【商品解説】
著者紹介
浅田 次郎
- 略歴
- 1951年東京都生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞。以降、一九九七年『鉄道員』で直木賞、二〇〇〇年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、二〇〇六年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、二〇〇八年『中原の虹』で吉川英治文学賞、二〇一〇年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、二〇一六年『帰郷』で大佛次郎賞を、それぞれ受賞。二〇一五年紫綬褒章受章、二〇一九年菊池寛賞受賞。他の著書に『蒼穹の昴』『天国までの百マイル』『大名倒産』『流人道中記』など多数。
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紙の本
時代をこえて
2021/03/17 16:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まおり - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに本を読みながら泣きました。様々な時代、生き方をして頑張って生きてきた人々の心の中をのぞかせてもらいました。若い人は人の昔を聞くのがうるさく感じるようですが、この本を読んでもっといろんな時代を生きてきた人々の話を聞いてみたくなりました。時代が違うなどど言わず若い人にも読んで欲しい本です。
紙の本
伏線
2021/01/23 20:44
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
伏線が張り巡らされててそれが最後にずばっと回収される。読んでて興味がそそられていく。絶対読んだほうがいいよ。
紙の本
親とは…
2021/01/02 17:30
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:からさま - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の最後でこれまでの展開がつながりました。
今度はどんな場面に連れて行かれるの?と、思いを巡らせながら読み進めました。
浅田次郎との出会いに感謝です。
紙の本
新中野再び
2020/11/30 08:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
「メトロに乗って」で浅田次郎さんを知った。
新中野が登場したこともあってすぐに購入。新中野という丸の内線の地味な駅から地下鉄に乗ってタイムスリップというところが気に入った。
古い路線で、昭和33年から使われている駅なのに地味、なのに重要な場所として扱われている というところも住人にとってはウレシイ。
そして、今度は新中野で倒れて病院に運び込まれる主人公。
えっ、その病院ってあそこか?ここか?と想像が巡る。
でも、意識を失ったなかでこれまでを遡り、死への道程か?
地下鉄は友哉を乗せて行ってしまったのだから、そろそろ気づくか?
どんな後遺症が残るか知らないが、生き続けて欲しい。
紙の本
少し綺麗ごとのような気もするけど
2021/02/23 09:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな風に色んな人から惜しまれながら人生を全うするのなら幸せかもしれない。1人の人が関わった人達が次々に登場し、自分が持ってる主人公への想いを語りかける本作。誰も彼の事を悪く思っていない。それだけ一生懸命生きてきた人なんだろうと文章から感じられた。苦しくもなく、痛みもない死は誰もが望む事。走馬灯がこんな風なら自分も死に際に体験してみたい。
電子書籍
出来すぎ感が
2022/04/24 16:54
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
定年退職の日の、帰宅中の地下鉄で倒れる……ねえ……ちょっと、小説としては出来すぎ感がしました。確かに定年後、倒れる人は聞きますが、その日にーというとフィクション感がありあり。
紙の本
期待しすぎました
2021/01/29 16:06
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bird - この投稿者のレビュー一覧を見る
大変高名な作家だと思います。しかし、今まで一度も読んだことがありませんでした。
ランキング上位でもあり、レビューではよいことばかり書いてあるので、期待して読んだのですが・・・。確かに国語の教科書に出てくるような熟語がよく出てきて、表現はさすがだと思いますが、何か感動するには薄っぺらいというか、物足りない感じがしました。謎の女性の正体は読んでる時に思っていた通りだったし、帯に書いてあるように本作が”新たな代表作”であれば、他の作品を読む期待感が喪失してしまいます。しかし、たった1作品しか読んでいないであれこれ言うのは大変おこがましいと思いますので、他の作品を期待して読んでみようと思います。