ＶＩＰ接吻 （講談社Ｘ文庫 white heart）

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投稿者：ピンク　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

若干のネタバレかも。

久遠の交通事故のあと『怪我はしたけれども無事』的な連絡を上総から受け取った和孝。
無事なはずの久遠から（セカンドシーズンに入って、口数も、甘い雰囲気を出すこともちょっぴり増えた久遠だったのに）全く連絡がないので、シビレを切らして自分から会いに乗り込んだ和孝は、そこで初めて、久遠の部分的な記憶の喪失を知ります。和孝と出会う前の久遠になっているんですが、これはこれで、二人のやり取りがなかなか楽しいです。
記憶はなくても和孝に興味を持った久遠の行動や、自分の事を思い出してほしくてあの手この手を繰り出しながらも、それでも意地を張って折れない和孝らしさ全開の和孝。悲惨さはなくて、微笑ましいです。

ファーストシーズンの最後に『お前のいない人生は考えられない』と言った久遠。今回も最後に、和孝に十分愛が伝わる一言を放ちます。
その前に、なかなか記憶の戻らない久遠に和孝が叫ぶ一言もステキです。

交通事故は、もちろん組がらみのイザコザなのでちょっと心配ではあるものの、それでも、甘い甘い二人が楽しめます。

和孝と言えば沢木くん。なんやかんや言いながら、和孝と似たもの同士の沢木くんも、当然久遠に忘れられてるので可哀想だけど、別売の電子オリジナル『運命の糸』でちょっと報われます(^ ^)

久々にファーストシーズンを読み返そうかなー、と思った一冊でした。

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投稿者：パキラ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、表紙イラストがまんまクリ○トで、ステキです。こういった遊び心満点の表紙、すごく好きです！次刊以降も名画シリーズでぜひ！

以下、ネタバレ有り！

自分と過ごした日々の記憶を失った久遠さんに、和孝が言い放ったこのセリフ！痺れます！
(この後のデレも、良いわ)
なんでそこの記憶だけ失くすんだよ、と哀しみや苛立ちで、思わず…のセリフですが、久遠さんもノックアウト？されるでしょう。

何度出会っても、惹かれあう～なんて、憧れファンタジーの世界ですが、やっぱり良いですね。
無事？記憶も半分戻り、いよいよ久遠さんも跡目奪取に向けて始動？和孝も正念場。
次刊が待ち遠しいです！

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズものにありがちの記憶喪失回だけど和孝は悲劇の主人公ぶることもなく怒り、久遠に自分を思い出させる努力するところがいい。
それにしても無鉄砲なじゃじゃ馬で何をしでかすか分からない和孝と付き合っている久遠の懐の深さは大したものだと思ってしまう。
取り敢えず目先の問題は解決したけれど、まだまだ解決しなければいけない問題が残っていてこれからが正念場とも言える。
久遠さん、テッペンとって！

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投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

和孝を忘れる為にはそこまで遡らないていけないわけですが、盃を交わしてからの11年が無くても、焦らず進行形の事案に対処できるのは凄い。あまりにも突飛すぎて、、、