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目次
- 『マチウ書試論』をめぐって 7
- 《大衆の原型》へ 菅原則生
- 真夏の村上春樹
- 『一人称単数』と『猫を棄てる––– 父親について語るとき』 伊川龍郎
- 岡田幸文さんと比嘉賀津夫さんを悼む 松岡祥男
- 軍人・本村千代太と日中戦争のことなど年表的に(上) 増補改訂『吉本政枝 拾遺歌集』番外篇(二) 宿沢あぐり
- きれぎれの感想 コロナ禍、近畿財務局職員の自殺 菅原則生
著者紹介
菅原則生
- 略歴
- 菅原則生(すがわらのりお)。1950年福井出身。76年『最後の場所』創刊、83年終刊。創刊の頃、吉本隆明さんから云われた「あなたが抱えている課題は、トロツキーを始めとして、古今東西、誰一人として解いた者はいません」ということばが耳の底に残る。終刊後、校正を業とする。時折、正気(狂気)が蘇ると〈思想〉のことを考えていた。著書に『浄土からの視線』(弓立社)。
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