紙の本
がんと外科医 (岩波新書 新赤版)
著者 阪本 良弘 (著)
難治とされる肝がんや膵がんの外科治療の最前線にいる著者が、外科手術の実際、肝胆膵がん治療の開発研究の軌跡と最新の状況を解説。師と仰ぐ外科医からの指導、患者から学んだことな...
がんと外科医 (岩波新書 新赤版)
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商品説明
難治とされる肝がんや膵がんの外科治療の最前線にいる著者が、外科手術の実際、肝胆膵がん治療の開発研究の軌跡と最新の状況を解説。師と仰ぐ外科医からの指導、患者から学んだことなども、日々の想いとともに綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
二人に一人はがんになると言われているいま、様々な治療法が研究されている。そのなかで外科手術は、がん治療の根幹である。外科医として、肝がん、そして難治性の膵がんの治療・手術の最前線にいる著者が、肝胆膵のがんの外科的治療の開発研究の軌跡と最新状況、さらに外科医の日常、師からの指導、患者からの学びなどを綴る。【商品解説】
肝がん、膵がん治療・手術の最前線にいる外科医が医学的な状況、患者からの学びなどを綴る。【本の内容】
目次
- はじめに
- Ⅰ 外科医の日々
- 1 肝臓がん手術の一日
- カンファレンスと回診/手術が始まる/患者さんとの約束/肝臓が現れる/肝臓を浮かせる/肝授動に必要な忍耐/出血を減らすために/超音波を武器に/道しるべは肝静脈/麻酔科医からの信頼/一〇時間の手術を経て
- 2 手術を描き、記録する
- 脳が蘇らせる手術の風景/ゴールデンタイムのデフォルメ/手術イメージ再現の効用
- 3 他院での手術
- 手術の依頼/大切なのは我慢/患者さんの無事を
著者紹介
阪本 良弘
- 略歴
- 〈阪本良弘〉1967年生まれ。東京大学医学部卒業。杏林大学付属病院肝胆膵外科診療科長。
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紙の本
知識整理に最適
2020/12/12 04:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
がんの情報は、本、ネットで溢れていて、患者・家族はどの情報を信じ治療に向かって行けば良い結果が得られるのか、迷ってしまいます。
この本は難治性のがんである肝・胆・膵領域を専門とする外科医が、丁寧に各臓器を解剖学的に示し、最新の治療、日本での肝移植の歴史、がん患者から学んだ事
、現在の外科医の現状等を書いています。多種多様な情報の整理に非常に役立つ一冊です。
文中の「桜の花は毎年同じように咲いているが、美しく変わったのは・・・・まさに人生は自分が変わることでその見え方が変わること」つい後ろ向きに考えることが多いかもしれませんが病気と対峙するときの心構え必要ではないでしょうか。