世界史 ３００点の写真とイラストで大図解 人類１０００万年の歴史がこの１冊でわかる

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ビジュアルがどーん、と大きいので、文字量が実は少なく、読みやすい。私にはこれくらいに絞られていた方が、1冊通して飽きずに短時間で読み切れて、歴史の大きな流れもざっくりつかみやすいな。まあ、イギリス人の著者のためかやや西洋多め？　な気はするけども。

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書名の通りに沢山の写真とイラストで解説されている世界史の一冊です。
内容は広く浅く、文章と図が半々といった構成で疲れずに読み進められました。
先史時代から予想される近未来までが、簡潔明瞭かつ美麗に綴られています。
文明は勃興、繁栄、戦争、衰退を繰り返してきました。
各々の文化圏と経済圏が明確に区別されていたためにそのサイクルがあるように思えるのですが、現在はグローバル化が進んだことで全世界が地球規模の共同体として機能しています。
この状態で起こる戦争と衰退は、人類全体のそれと同義ではないでしょうか。
もう我々には互いの違いや個性を尊重し協力する以外に生存の道はないのです。

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昨年度より、世界史を勉強しているが、やはり史料の扱いやどの史観で物事を伝えるかが難しい。

図解は適度に史料があることに加えて、複数の説を記載している点が良いと感じた。

高校生や、大学生の初学者向けかと感じる。

こういった書籍を通して、世界史を勉強していると、もう少し色んな知識をインプットできてたらよかったなってつくづく思う。