- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/10/29
- 出版社: 信山社
- サイズ:18cm/245p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7972-8151-4
紙の本
タバコ吸ってもいいですか 喫煙規制と自由の相剋 (法と哲学新書)
どのようなタバコ規制なら倫理的に正当と言えるのか。喫煙に関する個人の自由はどこまで認められるべきか。タバコ論争を、いま哲学的に問いなおす。『法と哲学』掲載に書き下ろしを加...
タバコ吸ってもいいですか 喫煙規制と自由の相剋 (法と哲学新書)
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商品説明
どのようなタバコ規制なら倫理的に正当と言えるのか。喫煙に関する個人の自由はどこまで認められるべきか。タバコ論争を、いま哲学的に問いなおす。『法と哲学』掲載に書き下ろしを加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
◆〈受動喫煙からの自由〉と〈喫煙する自由〉を多角的視点から考える「法と哲学新書」第1作。◆
喫煙者と非喫煙者は〈共生〉できるのか?喫煙はどこまで個人の自由なのか?タバコ論争を倫理学(児玉、奥田)、医療経済学(後藤)、法思想史(亀本)、法哲学(井上)の分野から、いま哲学的に問いなおす。井上達夫の「喫煙の人生論と法哲学」が熱く語りかける。【商品解説】
目次
- 『タバコ吸ってもいいですか ― 喫煙規制と自由の相剋』(法と哲学新書)
- 児玉 聡(京都大学大学院文学研究科准教授) 編著
- 【目 次】
- ・はしがき
- ◆ 喫煙はどこまで個人の自由か ― 喫煙の倫理学〔児玉 聡〕
- 1 喫煙と倫理学
- 2 喫煙は個人の自由であるため公共空間で規制はしないという主張
著者紹介
児玉 聡
- 略歴
- 京都大学大学院文学研究科准教授
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人間味
2021/07/31 07:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主に喫煙者の立場から喫煙について書かれた論文をまとめた一冊。著者の喫煙(禁煙)遍歴の開陳も含め読み物としても面白いが、末尾の井上論文は圧巻。個人的なたばことの付き合い方の話をしていると思ったら急に(例によって憲法論の部分は若干精度が落ちるとはいえ)法哲学的な密度の高いさすがの議論が現れる。リベラリズムという価値観をたばこ問題自体に照射することはあっても、リベラリズム的な観点からたばこ規制の他の領域への影響を検討した論稿は従前あまりなかったのではないだろうか