世の中と足並みがそろわない

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誰にも言いませんが、風とマシュマロの国を年に一度ほど読みなおしています。
これからも、そろわない足並みでお願いします。
　

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5時夢のふかわさん好き。私も略語言えないです。本にはないけど就活っていつから使うようになったんだろ？アラフィフの私です。

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わたしも揃わない人間なので…、来年は良性の「隙」、どことなく漂う「適当」感、タモリさんの浮力を目指したいと思います。「やる気のあるやつは帰ってくれ」。

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5時に夢中ファンだからこそ
手にすることができた一冊！
ふかわりょうのエッセイ

いやー知ってはいましたが、この本を読むと
ふかわりょうの拗らせぶりがソートーなものだと
改めてわかります…笑

でも、その拗らせてるからこその世の中と足並みが揃わない感じのエピソードが、共感できるものも
沢山あってとても面白かったです。

なにしろ、文章がすごく上手い

中でも一番好きなエピソードが「浮力の神様」
タモリに関するエピソードなんですが、
俺も子供の頃BIG3のゴルフで、タモリってなんてつまらない人なんだ、真面目に1人だけ淡々とゴルフしてるだけ…笑っていいとも!も二十代の頃は
観るのがキツかったです…
でも、歳を重ねるにつれタモリの凄さに気がつき
今では大好きです。逆に子供の頃あんなに観てた
たけしやさんまは今見ると、辛くてしょーがないです…

少し脱線しましたが、この本の中でいかにも深川らしいという一文で、
ただ、私のような人間にも応援してくれる人は少なからずいます。
「ふかわさんの魅力をみんなに説明しるんですが、誰もわかってくれません！」というファンレターが届いたり、「ふかわ、いいこと言うなぁ、好きじゃないけど」「これはふかわに賛同だわ、腹立つけど」「ふかわのくせに案外まとも」など、たくさんの温かいメッセージをいただいております。

これを読んでおもわす、電車の中で吹き出しました
周りからは、変な目で見られてたかもしれません…

次回ふかわりょうには小説「溺れる羊」を期待したいと思います。
意味は読めばわかります！

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ズレを認識してそこに極度に劣等感を持たない。
彼のクリエイティビティと独創性がそこにあるとしたら、
注目して大事にしたい部分だと思った。

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ふかわさんのことは名前だけ知っている多くの「芸能人」の1人でしかなかったが、タイトルに惹かれて手に取りました。なので『溺れる羊』より現行の方が売上は良かっただろうと思った。中の文章を読むとまた印象が変わるのだけど。

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なんか辛くなってくる（ただただ世の中に文句言ってるだけじゃねーかって）時もあったが、クスリと笑えるところもあって、まぁまぁかなー。。
話とかは、ツッコミは楽しくてツボだなぁー。

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芸人ふかわりょうによるエッセイ。
タイトルそのまま、共感多数でしたが
後半ダレ気味。
好きな芸人だけに期待し過ぎたかも。

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仮タイトルが｢溺れる羊｣だったのかな？(あとがきより。☀)

作中の羊がひっくり返っちゃう話もよかったんだけど、それだとミステリー小説っぽくなっちゃうかな。
いっぽう、確かにこのタイトルでは世の中に合わせたいけど合わなくて困ってるニュアンスだよね。


でもきっと違うでしょ。合わせたいわけじゃないでしょ、実際は。
合わないんだよなぁとは思ってるけど、そんな自分でもいいと思ってるはず。感性が豊かで、美しいものや音や景色などに囲まれて、それを求めて、自分の美的センスを信じて生きていきたい人なはず。
嫌なものや、他人の理解できないことにはNOを提示して、そっと離れて生きたいわけでしょ。

その頻度がわりと高いんだろうね。

でもね、そういう人ほんとに楽しい！

よくよくみればたまに出会える。そういう人。見つけたら離さずに生きていって、生涯付き合える気がしてる。私は。



読んでてだんだん引き込まれるというか、ふかわという(呼び捨てていいかしら。)人間がわかって、親しみを感じるようになっていた。

頭いいから、文章も流れるように、上手。音楽への造詣の深さもあって、表現が豊か。オーバーでもなく、ちょうどよく、｢納得｣｢あるある｣的例え。かつ詩的。いいね！こんな男の子、隣にいたら私は楽しいけどな。

ふかわが好きで本にでてきた人物は、私も好きな人たちだった。タモリ、志村けん、ウッチャン。その人たちとのエピソードがどれもグッときたし、ええ話やぁ～となるものばかり。
そういうのをピックアップする感性こそが、売れっ子になるゆえんなんだろね。それと結婚しない?できない?のはまた別で、誰でもいいから自分を肯定してつきあってくれる子と生活すればいいと思うんだよ。良いも悪いもひっくるめて、それでもいっしょにいた方がトータルして楽しいと思える相手と。

自己評価低い系男子が好きなもんで、小一時間口説きにいきたいわん。

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面白かったことは面白かったけど、他の芸人さん、例えば若林君のエッセイと比べてどちらが面白かった？と聞かれれば、私は若林君のほうと答えてしまう。
本人も「私の隙はどこにありますか？」と聞いているけれど（p214）、まだまだ自分をさらけ出しきってないような気がする。まだカッコつけてるというか。もっともっと歪みをさらけ出してほしいな。

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2021.08.31

ふかわりょうって良いよな
タモリさんとも仲良くて
良い旅をしていて
ネコに会えたりして
シュールでマイペースで私はふかわりょうに憧れるな

羊も好き
でもタイトルが良かったから買ったので、編集さんさすがですのひとことにつきます！

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2020年作品。著者のデビュー当時、現役の慶応ボーイ、奇抜な衣装と女性ダンサーを従えてのパフォーマンス。ベッタベタの漫才が好きな私にとっては「なんか、いけ好かんなあ。カッコつけてるなあ」という悪い印象を持っていました。嫌いでした。その後、テレビなどの露出が減って忘れかけていたのですが、書店で本のタイトルに惹かれて読みました。私自身が過去から現在にかけて、世の中と足並みがそろわない実感を持っているからです。読んでみて最初はタレント特有の気を衒った内容に思えたのですが、読み進めるうちに「うんうん、そうそう分かる」と言う部分が出てきました。読後、radikoで阿川佐和子さんとの番組を聴きました。彼の印象が変わりました。普通の人以上に普通の感性を持っている方だと思いました。次作が楽しみです。

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めんどくさい人だなぁ〜と
なんでそんな風に考えるんだろうって思った
でもそれがテレビで見るあの感じにつながるのかも

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帯フレーズにある「世界が歪んでいるのか、ふかわが歪んでいるのか、誰かおしえてください」という問いかけに対して、「結論から申しますと、私の方です、歪んでいるのは」という自答による冒頭からスタートする本書。筆者の葛藤や藻掻き、シニカルな視点やコミカルな日常などがまぜこぜになったエッセイで、爆笑はしないが読んでいてニヤリとしてしまう。筆者の芸そのものだな、と思った。
特に印象に残ったのは、タモリとのエピソードを語った「浮力の神様」の中の、“「力を抜く」と「いい加減」は違うのでしょう”という文章。わかってはいるものの、ついつい混同してしまいがちなこの状態をビシッと突きつけられている（しかもエピソード付きで）ので、より心に刻まれた気がした。

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2020年コロナが世界中を席巻している最中。サンドリ、たまむすびとふかわさんが宣伝出演された。強めパーソナリティと対峙したふかわさんの空回りさ？がまさに「世の中と足並みがそろわない」だなあと感じつつも、同調しないで生きることの大事さを時に感じさせてくれた。多様性の時代。

このような宣伝がきっかけで手に取る。

第一項は三軒茶屋を三茶と呼ぶ違和感の話。自由が丘や小竹向原は略さない方が語感がいいかっこよさがある。うんうん。
何となく感じていたけど言語化されたことのスッキリ感があり、ふかわさんの距離感の取り方の葛藤がとてもよくわかる。

第二項以降はエッセイ。
タンブラーを車の顎に忘れたまま30分以上走っていた話、アイスランドでは羊、ポルトガルではネコを結局追い求めている話が好きだ。

最後に出てくるが元々違うタイトルのエッセイがこの「世の中と足並みがそろわない」に変わったとある。どおりで、と思う。タイトルが主題ではないのであった。

タイトルに惹かれたので期待とは異なる内容だったが、面白いエッセイだった。