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紙の本
江戸のコレラ騒動 (角川ソフィア文庫)
著者 高橋敏 (著)
安政5年、3日で死ぬといわれたコレラが江戸を襲った。当時の人々がどのようにコレラと闘ったのか、東海の村に残る記録から再現。新型コロナ騒動を彷彿とさせる、おかしくもたくまし...
江戸のコレラ騒動 (角川ソフィア文庫)
江戸のコレラ騒動
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商品説明
安政5年、3日で死ぬといわれたコレラが江戸を襲った。当時の人々がどのようにコレラと闘ったのか、東海の村に残る記録から再現。新型コロナ騒動を彷彿とさせる、おかしくもたくましい庶民たちの姿を活写する。〔「幕末狂乱」(朝日新聞社 2005年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
黒船来航直後、幕末の江戸を大地震が襲った。安政5年、これにコレラが追い打ちをかける。3日で死ぬといわれたコレラ。それを操るとされた悪狐を倒すため、強い霊力を持つ御神犬や御札を求め、さらには京から神社を勧請。無礼講の祝祭に走った。当時の人々がどのようにコレラと闘ったのか、東海の村に残る記録から再現。民衆の迷信と笑えない。新型コロナ騒動を彷彿とさせる、おかしくもたくましい庶民たちの姿を活写する。解説:小松和彦。『幕末狂乱』を改題の上、文庫化。
【商品解説】
目次
- 1 名主の見た幕末の「不安」
- 2 コレラの恐怖と妄想
- 3 京都・吉田神社を勧請する
- 4 アメリカ狐と三峯山御犬拝借
- 5 江戸のコレラ騒動 禦ぎから祝祭へ
著者紹介
高橋敏
- 略歴
- 1940年静岡県生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。群馬大学教育学部教授、国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授を歴任。文学博士。専門は近世教育・社会史、アウトロー研究。著書に、『日本民衆教育史研究』(未来社)、『国定忠治の時代』(ちくま文庫)、『江戸の教育力』(ちくま新書)、『江戸の訴訟』『清水次郎長』『一茶の相続争い』(岩波新書)、『清水次郎長と幕末維新』(岩波書店)、他多数。
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紙の本
幕末の襲ったコレラに対峙した人々を活写した貴重な一冊です!
2021/01/08 10:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『日本民衆教育史研究』、『国定忠治の時代』、『江戸の教育力』、『江戸の訴訟』、『清水次郎長』、『一茶の相続争い』、『清水次郎長と幕末維新』などの名著で知られる高橋敏氏の作品です。同書は、黒船来航直後、幕末の江戸を大地震が襲い、その後すぐの安政5年にはコレラが追い打ちをかけました。3日で死ぬといわれたコレラですが、それを操るとされた悪狐を倒すため、強い霊力を持つ御神犬や御札を求め、さらには京から神社を勧請したり、無礼講の祝祭に走ったりします。当時の人々がどのようにコレラと如何に闘ったのか、東海の村に残る記録から再現された貴重な一冊です。