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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/01/21
- 出版社: 学芸みらい社
- サイズ:21cm/255p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909783-63-9
紙の本
ロボットをソーシャル化する 「人新世の人文学」10の論点
著者 松浦 和也 (編著)
ロボットやAIをめぐる期待論と脅威論。この「断絶」をどう乗り越えてゆくか? 現状の技術水準の正確な理解をふまえ、思想史、社会科学、教育学など多角的な視点から、ロボットと人...
ロボットをソーシャル化する 「人新世の人文学」10の論点
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商品説明
ロボットやAIをめぐる期待論と脅威論。この「断絶」をどう乗り越えてゆくか? 現状の技術水準の正確な理解をふまえ、思想史、社会科学、教育学など多角的な視点から、ロボットと人間の共生のビジョンを具体的に提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
1950年代にはじまった第一次人工知能ブーム、1960年代からの第二次人工知能ブームに続く第三次人工知能ブームを経た現在、ロボットやAIをめぐる期待論と脅威論は噛み合うこともなければ、歩み寄ることすらもない。この断絶を挟んだ両立場の溝を埋めるために、人文学にできることは何か?
・ロボットのデザインに求められる「弱さ」
・AIが惹起する恐怖
・労働、所有、責任概念の変貌
・AI論が忘却する哲学的思考
・AI論で問われる法の陥穽
・AIの導入が目指す「未来の教室」etc.
現状の技術の正確な理解をふまえ、思想史、社会科学、教育学など多角的な視点から、人新世におけるロボット=AIと人間のスリリングな共生──この10年の社会ビジョン──を具体的に提言する人文学の挑戦。【商品解説】
目次
- 第1章 汝自身とAIを知れ「AIにはなにができないか」
- 第2章 制約されたデザイン「子ども、発達、ロボット」
- 第3章 恐怖の在処「部分と全体という近代社会原理への脅威」
- 第4章 AI時代の個人・社会・法「知能社会における労働と所有」
- 第5章 哲学の忘却「人工知能における心・意識・所有」
- 第6章 共存?「われわれは奴隷を作るのか」
- 第7章 自律機械と日本思想「仏教と武士道における所有について」
- 第8章 責任概念の変貌「自律機械の責任概念への経済分析を用いたアプローチ」
- 第9章 法体制への問い「自然言語処理を組み込んだ自律機械に関する所有と応報性」
- 第10章 教育の変革「初等中等教育と人工知能~学校教育における扱いの検討」
収録作品一覧
AIにはなにができないか | 西野順二 著 | 13−35 |
---|---|---|
子ども、発達、ロボット | 荒井明子 著 | 37−59 |
人工知能はなぜ恐れられるのか | 伊多波宗周 著 | 61−83 |
著者紹介
松浦 和也
- 略歴
- 〈松浦和也〉1978年大阪府生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。東洋大学文学部哲学科准教授。専門はギリシア哲学。著書に「アリストテレスの時空論」など。
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