- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2021/08/21
- 出版社: 亜紀書房
- サイズ:19cm/253p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-7505-1688-2
読割 50
紙の本
ウィトゲンシュタイン、最初の一歩
著者 中村昇 (著)
20世紀最大の哲学者、ウィトゲンシュタイン。余計な専門用語は使わず、本物の哲学の問いに素手で立ち向かった彼の思想を、哲学の知識がなくてもわかるようにやさしく解説する。【「...
ウィトゲンシュタイン、最初の一歩
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商品説明
20世紀最大の哲学者、ウィトゲンシュタイン。余計な専門用語は使わず、本物の哲学の問いに素手で立ち向かった彼の思想を、哲学の知識がなくてもわかるようにやさしく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
こんな風に教えてほしかった!
「20世紀最大の哲学者」の思想を、とびきり優しく解説。
全くの初心者でも、解説書や入門書で挫折した人でも、大丈夫。
予備知識ゼロで、めくるめく哲学の世界への扉が開く。
最高にスリリングな入門書!
この本では、中学生や高校生に向けて、わかりやすく哲学を語りたいと思います。
この時期こそ、人生に一番悩み、この世界の難問に正面からぶつかって苦しむ時だからです。四畳半や六畳の部屋で、私も一人悶々と悩んでいたので、とてもよくわかります。
そういう苦悩につきあい解決する際の手がかりにしてほしいと思っているのです。
かつてそうした経験をして大人になった方々にも、楽しんでもらえればと思っています。(著者より)【商品解説】
目次
- ■ はじめに
- 1.哲学というのは、独特の感覚が出発点です
- 2.私は世界だ
- 3.論理
- 4.物理法則など
- 5.倫理とは何か
- 6.絶対的なもの
- 7.絶対的なものと言葉
- 8.死
- 9.語りえないもの
著者紹介
中村昇
- 略歴
- 〈中村昇〉1958年長崎県生まれ。中央大学文学部教授。著書に「いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか」「小林秀雄とウィトゲンシュタイン」など。
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入門書として文句なし。
2022/01/16 19:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は、ウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」や「「確実性について」などを基に、彼の思考や主張を非常に分かりやすく説明、解説した一冊だ。
哲学に関しての専門知識を身に着けていなかったウィトゲンシュタインだからこその着眼点や発想力。
やや難解なそれらを著者は分解し再構築することで、哲学初心者であってもウィトゲンシュタインの凄さを理解できるようにしている。
ウィトゲンシュタインの代名詞でもある「言語ゲーム」や、彼の出自などへの説明や解説もされているため、ウィトゲンシュタイン入門書としてこれほどまでに最適な一冊はなかなかないだろう。
また、ウィトゲンシュタインの哲学以外にも彼が行ったデカルトやフッサールへの批判や、デリダとの類似性などの他の哲学者との関連性も解説されている。