- カテゴリ:研究者
- 発売日:2021/01/08
- 出版社: 新泉社
- サイズ:21cm/267p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7877-2001-6
紙の本
災害ドキュメンタリー映画の扉 東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって (東北アジア研究専書)
東日本大震災の被災地において、ドキュメンタリー映画の撮影・制作・上映はどのように行われてきたのか。映画が生み出す対話の力を制作者たちと考える。編者・是恒さくらと映画批評家...
災害ドキュメンタリー映画の扉 東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって (東北アジア研究専書)
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商品説明
東日本大震災の被災地において、ドキュメンタリー映画の撮影・制作・上映はどのように行われてきたのか。映画が生み出す対話の力を制作者たちと考える。編者・是恒さくらと映画批評家・三浦哲哉の対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
東日本大震災の被災地において、ドキュメンタリー映画の撮影・制作・上映はどのように行われてきたのか——。
映画が生み出す対話の力を制作者たちと考える、異色のドキュメンタリー映画論。
《未来との対話としての「震災映像アーカイブ」》
数えきれないほどの作品があると考えられる、東日本大震災に関するドキュメンタリー映画。記憶の継承と防災を私たち一人ひとりが担っていく課題として考えたとき、多くの人に観賞され共有される映画は大きな力を生み出す。
被災地において、それらの作品はどのようなかたちで、どのくらいの数がつくられ、上映されてきたのだろうか。映画作品をアーカイブとして公的な場で収集・保管・公開することは難しく、その全容の把握は困難である。
本書は、「震災映像アーカイブ」の一つの取り組みとして、東北大学における上映会の記録と、映画制作者たちとの対話をまとめたものである。東北大学の災害人文学グループでは、東日本大震災発生以降、文系・理系さまざまな領域の研究者らが共同活動を行ってきた。本書はそうした成果の一端として、学問領域を越えて多様な専門家の知見を持ち寄り、ドキュメンタリー作家たちと対話を行ったユニークかつ貴重な記録である。
NHK特集ドラマ『ラジオ』/『廻り神楽』/『被ばく牛と生きる』/『赤浜ロックンロール』/『ガレキとラジオ』/『おだやかな革命』/『福島 生きものの記録』【商品解説】
目次
- 刊行に寄せて……今村文彦
- はじめに
- 第1章 東日本大震災のドキュメンタリー映画から記憶の共有を考える……是恒さくら
- 第2章 東日本大震災発生後、映画の現場では
- ・実話からドラマへ:ドキュメンタリーの表現、フィクションの伝達 〜NHK特集ドラマ『ラジオ』を観る〜……岸 善幸・菅原睦子・髙橋卓也
- 第3章 ドキュメンタリー映画を通した対話から考える記憶の継承と防災
収録作品一覧
東日本大震災のドキュメンタリー映画から記憶の共有を考える | 是恒さくら 著 | 15−30 |
---|---|---|
実話からドラマへ | 岸善幸 述 | 33−48 |
『廻り神楽』を観る | 遠藤協 述 | 51−61 |
著者紹介
是恒 さくら
- 略歴
- 〈是恒さくら〉東北大学東北アジア研究センター災害人文学研究ユニット学術研究員。美術家。
〈高倉浩樹〉東北大学東北アジア研究センターセンター長、教授。社会人類学者。
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