紙の本
金時鐘は「在日」をどう語ったか新刊
著者 玄善允 (著)
在日朝鮮人文学を代表する詩人として広く知られる金時鐘。 しかし、かつて金時鐘が語った言葉には、「在日二世」である著者とって、共感とともに見過ごせない違和感があった――。そ...
金時鐘は「在日」をどう語ったか
税込
2,200
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商品説明
在日朝鮮人文学を代表する詩人として広く知られる金時鐘。
しかし、かつて金時鐘が語った言葉には、「在日二世」である著者とって、共感とともに見過ごせない違和感があった――。その在日観の差異とは何か。
在日が在日知識人を批判的視角から論じる意欲的試み。【商品解説】
目次
- はじめに――本書について
- 1 構成
- 2 本書の特徴と議論の展開
- 3 金時鐘とそのテクストと筆者との関係の推移
- 第1章 「詩はメシ」か?――サークル詩誌『ヂンダレ』の「前期」と金時鐘
- はじめに
- 1 時期区分と対象の限定
- 2 『前期』における「事件」
著者紹介
玄善允
- 略歴
- 韓国済州島出身の両親の二番目の子供として、1950年に大阪で生まれる。日本の公立の小中高を経て大阪大学、大阪市立大学大学院で仏語、仏文学を学んで以降、京阪神の諸大学でフランス語・文学を講じ、その傍ら、在日、済州、中国朝鮮族関連の研究もどきも愉しんでいる。 フランス文学関連の論文としては『フランス文学における自然』(共著)、共訳書に『ロマン・ロラン全集』、『アラゴン、自らを語る』などがある。 他方、在日関連では『在日の言葉』など一連のエッセイ集のほかに、在日一世女性の巫俗信仰関連の論文「在日済州人女性の巫俗実践とその伝承―「龍王宮」を中心にー」、在日文学に関する論文「詩はメシか?―『ヂンダレ』の前期と金時鐘-」(金時鐘)『火山島』の一つの読み方―小説家、語り手、登場人物の関係をめぐって(金石範)、済州関連では「済州4・3事件に関する未体験世代の表象―済州での予備的インタビュー調査―」「不就学女性の生活の中での学び-植民地下の朝鮮済州島で生まれ育った女性のライフヒストリーと学び-」、中国朝鮮族関連では「中国朝鮮族中高校生の内的世界―『全国朝鮮族中学生優秀作文選』の資料的可能性と限界をめぐ…
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