- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/04/21
- 出版社: 亜紀書房
- サイズ:19cm/464p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7505-1687-5
読割 50
紙の本
なりすまし 正気と狂気を揺るがす、精神病院潜入実験 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)
精神医療は、正気と狂気の境界をどのように区別してきたのか。精神医療を取り巻く諸矛盾を徹底的な取材で浮き彫りにすると共に、1973年に行われた医療潜入実験「ローゼンハン実験...
なりすまし 正気と狂気を揺るがす、精神病院潜入実験 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)
なりすまし――正気と狂気を揺るがす、精神病院潜入実験
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- 税込価格:44,660円(406pt)
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商品説明
精神医療は、正気と狂気の境界をどのように区別してきたのか。精神医療を取り巻く諸矛盾を徹底的な取材で浮き彫りにすると共に、1973年に行われた医療潜入実験「ローゼンハン実験」の真相を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
「病院に入りたいなら、頭がおかしいふりをしなくちゃ」
脳炎を精神病と誤診された過去を持つジャーナリストは、かつて全米医学会を大きく揺るがした心理学実験――精神病患者になりすまして病棟に潜入する「ローゼンハン実験」の調査・取材を開始する。やがて、実験に隠されたある奇妙な点に気が付く。次第に明らかになる衝撃の真実とは...!?
「これは患者5213号の初入院の模様である。名前はデヴィッド・ルーリー。39歳のコピーライターで、子どもが2人いる。頭の中で声が聞こえるという。しかしそこには問題があった。彼はコピーライターでもないし、ルーリーという名字でもない。じつはそんな人物は存在しないのだ。実在しない『デヴィッド・ルーリー』は偽患者だった。約50年前、医師が精神病患者とそうでない人を区別できるのかどうか確かめるために、精神科施設にみずから入院した8人の健常者のうちの最初の1人なのである」(本書より)
「調査報道の偉業。探偵小説のような説得力」(「エコノミスト」誌)【商品解説】
目次
- ■ はじめに
- 第1部
- 第1章 鏡像
- 第2章 ネリー・ブライ
- 第3章 狂気の存在する場所
- 第4章 狂気の場所で正気でいること
- 第5章 謎が謎に包まれている謎の男
- 第2部
著者紹介
スザンナ・キャハラン
- 略歴
- 〈スザンナ・キャハラン〉1985年生まれ。ワシントン大学卒業。ジャーナリスト。自己免疫性脳炎という難病を罹患し、その闘病記がシルリアン優秀賞を受賞。著書に「脳に棲む魔物」がある。
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