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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/01/20
- 出版社: 共和国
- サイズ:23cm/397p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-907986-77-3
- 国内送料無料
紙の本
蔓延する東京 都市底辺作品集新刊
著者 武田 麟太郎 (著)
関東大震災から復興をとげた1930年代の東京。貧困が深刻化し、戦争に突入する時代に帝都の底辺をアクチュアルに描き出し、ファシズムと対峙した武田麟太郎の都市文学を集成。『文...
蔓延する東京 都市底辺作品集
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商品説明
関東大震災から復興をとげた1930年代の東京。貧困が深刻化し、戦争に突入する時代に帝都の底辺をアクチュアルに描き出し、ファシズムと対峙した武田麟太郎の都市文学を集成。『文藝春秋』版「暴力」を初収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
高見順
「私に文学的開眼を与えてくれた人」
織田作之助
「血縁を感じている」「文壇でもっとも私に近しい人」
三島由紀夫
「武田麟太郎の作品を今読んで感心するのは、その文章の立派なことだ。目の詰んだ、しかも四方八方に目配りのきいた、ギュッと締って苦味のある、実に簡潔でしかも放胆ないい文章」
*
関東大震災からの復興をとげた、1930年代の東京。都心から周縁部へと蔓延してゆく不良住宅、工場街、そして貧困。戦争に突入する《非常時》にあって帝都の底辺をアクチュアルに描き出し、ファシズムと対峙した小説家、武田麟太郎の都市文学を集成する。
これはメガイベントで再開発が進む、日本の首都の未来図なのか?
◎発表時に削除され、これまで幻とされていた『文藝春秋』版「暴力」を初収録。【商品解説】
目次
- 兇器
- 暴力(初出『文藝春秋』版)
- 色彩
- 場末の童謡
- 浅草・余りに浅草的な
- 託児所風景
- 新宿裏旭町界隈
- 上野ステーション
- 隅田川附近
収録作品一覧
兇器 | 9−23 | |
---|---|---|
暴力 | 25−63 | |
色彩 | 65−74 |
著者紹介
武田 麟太郎
- 略歴
- 〈武田麟太郎〉1904〜46年。大阪市生まれ。同人誌『真昼』を経て、「兇器」でデビュー。プロレタリア文学者として活躍後、「市井事もの」と呼ばれる作風に活路を見いだす。『人民文庫』創刊。
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