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紙の本
戦時下の外交官 ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六 (講談社文庫)
著者 佐藤優 (著)
真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断し、北米大陸、欧州を視察してベルリンへ。ナチス・ドイツの崩壊に立ち会いソ連占領下から脱出、シベリア鉄道で祖国へ…。ファシズムの欧州を目撃した青...
戦時下の外交官 ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六 (講談社文庫)
戦時下の外交官 ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六
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商品説明
真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断し、北米大陸、欧州を視察してベルリンへ。ナチス・ドイツの崩壊に立ち会いソ連占領下から脱出、シベリア鉄道で祖国へ…。ファシズムの欧州を目撃した青年外交官のオーラル・ヒストリー。〔「私が最も尊敬する外交官」(2014年刊)の改題,再編集〕【「TRC MARC」の商品解説】
国民に嘘をつく国家は滅びる――
佐藤優が最も尊敬する外交官が明かす、
ナチス・ドイツ崩壊の真実
日本の外交官と外務省の隅々までを知り尽くす佐藤優が、
これまでに接した当事者のなかで能力、実績、人格ともに最高に評価するのが吉野文六氏。
吉野氏は、沖縄返還において日米両政府間に密約が存在したことを、
2006年に日本側の交渉当時者として初めて明らかにした。
外交官の「職業的良心」はいかに生まれ、形成されていったのか。
・生い立ち、旧制高校時代、帝国大学での学生記者経験、行政科・司法科・外交科すべて合格した高等文官試験。
・外務省へ入省後、真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断、たどりついた北米大陸での見聞、動乱の欧州を視察してベルリンへ。
・松岡洋右外相、野村吉三郎駐米特命全権大使らのエピソード、各在外公館でおこなわれていた諜報活動、またソ連のドイツ侵攻時に、在ベルリン大使館から南方へ避難した大島浩大使から下された決死の司令。
・1945年5月ナチス・ドイツ第三帝国が崩壊する瞬間に立ち会う。そして命を賭してシベリア鉄道横断からの帰国。
1941年から1945年にかけ、激動の欧州を目撃した青年外交官の物語。
【商品解説】
著者紹介
佐藤優
- 略歴
- さとう・まさる 1960年生まれ。75年、浦和高校入学。79年同志社大学神学部入学、85年同大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務後、95年より外務省国際情報局分析第一課へ。主任分析官として活躍する。
2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、512日間東京拘置所に勾留される。05年2月、執行猶予付き有罪判決を受け、09年に最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省を失職。釈放中から精力的な執筆活動に取り組み、書籍、論文を発表してきた。
05年のデビュー作『国家の罠』で第59回毎日出版文化賞特別賞、次作の『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。主な著書に『私のマルクス』『外務省に告ぐ』『新・帝国主義の時代』『宗教改革の物語』など多数。
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紙の本
佐藤優さんと吉野文六さん(元西独大使)の対談本
2023/08/31 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベルリンの日本大使館に勤務していた外交官の吉野文六さんに佐藤優さんがインタービューしたものです。吉野さんはドイツの敗北までベルリンに駐在しており、ナチスの崩壊の過程と日本大使館の内情が語られている、興味深い本です。