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日本の教育はダメじゃない 国際比較データで問いなおす (ちくま新書)
問題解決ができない、学力格差が大きい、授業が古臭い、学校が楽しくない…。日本の教育は本当にダメなのか? 国際比較データを駆使して新しい姿を描くとともに、不安や疑問に答え、...
日本の教育はダメじゃない 国際比較データで問いなおす (ちくま新書)
日本の教育はダメじゃない ――国際比較データで問いなおす
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商品説明
問題解決ができない、学力格差が大きい、授業が古臭い、学校が楽しくない…。日本の教育は本当にダメなのか? 国際比較データを駆使して新しい姿を描くとともに、不安や疑問に答え、未来に向けて提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
「ゆとり教育の失敗」「いじめや不登校」……日本の教育への数々の批判は本当なのか? 気鋭の二人が国際比較データを駆使して教育問題に新たな視点を提供する。【商品解説】
「ゆとり教育の失敗」「いじめや不登校」……数々の批判は本当なのか? 国際比較データを駆使し教育問題に新たな視点を提供する。【本の内容】
著者紹介
小松 光
- 略歴
- 〈小松光〉1975年生まれ。国立台湾大学気候変動・持続的発展国際学位プログラム准教授。博士(農学)。
〈ジェルミー・ラプリー〉1977年生まれ。京都大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育学)。
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最初はどうかと思いましたが、読み進めるにつれ・・・
2021/02/18 10:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近確立された国際比較データを用い、「日本の教育でダメと言われる通説」を計14項目分析し、そこから「日本の教育がダメとは到底言い切れない」と説いた1冊です。
前半の第1部は、データに対する文章が少なく、それで指摘になるのか、と訝しく感じました。ですが、後半の第2部に移り、著者が4つの提案をする文章を読んで、著者の主張の真意が伝わりました。
当書を読むにあたり、最初のページから順番通りに読むことを強くおススメします。前半の文章で不快に思うかもしれませんが、前半を読んだ上て後半を読むと、理解が深まるでしょう。こういう視点もあるのか、と気付くのには価値ある1冊です。紙幅も薄く、新書としてはお手頃価格なので、ぜひ手に取ってみてください。