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- カテゴリ:中学生
- 発売日:2021/02/19
- 出版社: 理論社
- サイズ:19cm/285p
- 利用対象:中学生
- ISBN:978-4-652-20417-7
紙の本
あしたの幸福
【児童ペン賞少年小説賞(第7回)】【河合隼雄物語賞(第10回)】中学生の雨音の父が事故で死んだ。父と2人暮らしだった雨音は、親戚の世話になりたくなくて、赤ん坊の頃に家を出...
あしたの幸福
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商品説明
【児童ペン賞少年小説賞(第7回)】【河合隼雄物語賞(第10回)】中学生の雨音の父が事故で死んだ。父と2人暮らしだった雨音は、親戚の世話になりたくなくて、赤ん坊の頃に家を出た産みの母と一緒に暮らすことを選んだ。どんな名もつかない間柄がつむぐ糸の行方は…。【「TRC MARC」の商品解説】
父の死を受け、親戚の家に世話になりたくない雨音は、ふりきった選択をする。それは幼い頃に家を出た産みの母に保護者になってもらうこと。「利用」「生きる術」とわりきり、自分の居場所を守ろうとする彼女がさわる幸せとは?【商品解説】
目次
- 同居 8
- 隠し事 71
- 守りたいもの 160
- 背伸び 204
- 母と暮らす 251
著者紹介
いとう みく
- 略歴
- 〈いとうみく〉神奈川県生まれ。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。「糸子の体重計」で日本児童文学者協会新人賞、「空へ」で日本児童文芸家協会賞、「朔と新」で野間児童文芸賞を受賞。
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紙の本
『あしたの幸福』
2021/04/22 20:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
母を知らず、父とふたり家族の外崎雨音(とざき あまね)、中学2年生
父が事故であっけなく死んでしまい、父と暮らしていたマンションに住み続けたいと願っていると
「お困りでしたら、わたしと住みますか?」
電話してきたのは国吉さん、雨音の実の母だった
雨音と国吉さんの風変わりな共同生活に、父の婚約者がくわわって……
《家族? 友達? 恋人?・・・どんな名もつかない間柄がつむぐ糸の行方は》──帯のコピー
『朔と新』で野間児童文芸賞を受賞した いとうみく の受賞後YA第一作、2021年2月刊
《人と人との物理的な距離に対する考え方が一変している今、心の「間合い」を描いた物語。》──編集者コメント
肉親をなくした少女のアンビバレントな心、彼女を思う周囲の人々の関わり方、“欠陥人間”とのコミュニケーションなど描写に深みがあり、人物像がくっきりと浮かび上がってくる
また
・いろんな声や笑い声に混じって、パコンパコンとすのこの上に上履きを落とす音が響いている。
・男子数人が上履きの下に雑巾を置いて、長い廊下をスケートのように滑っていた。
などディテールの描写にリアリティがあり、読みごたえのある作品にしあがっいる
紙の本
続編希望
2021/11/16 10:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
いとうみくさんは、割と重い状況にいる子供達のお話を書かれますよね。
廉太郎と雨音の話と、帆波さんと国吉さんとの共同生活の話はそれぞれ分けて、もっと突っ込んで読みたかったかも。
赤ちゃんが生まれた後や、国吉さんと交流を深めていく話を。児童書だから難しいですかね。