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紙の本
祈りのカルテ (角川文庫)
著者 知念実希人 (著)
内科、外科、小児科、救急科…。初期臨床研修で様々な科を回っている新米医師の諏訪野良太は、患者たちが抱える問題に耳を傾け、解決の糸口を懸命に探し…。連作医療ミステリ。【「T...
祈りのカルテ (角川文庫)
祈りのカルテ
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商品説明
内科、外科、小児科、救急科…。初期臨床研修で様々な科を回っている新米医師の諏訪野良太は、患者たちが抱える問題に耳を傾け、解決の糸口を懸命に探し…。連作医療ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】
諏訪野良太(すわのりょうた)は、純正会医科大学附属病院の研修医。初期臨床研修で、内科、外科、小児科など、様々な科を回っている。
ある夜、睡眠薬を大量にのんだ女性が救急搬送されてきた。その腕には、別れた夫の名前が火傷(やけど)で刻まれていた。
離婚して以来、睡眠薬の過剰摂取を繰り返しているというが、諏訪野は女性の態度と行動に違和感を覚える。
彼女はなぜか、毎月5日に退院できるよう入院していたのだ――(「彼女が瞳を閉じる理由」)。
初期の胃がんの内視鏡手術を拒否する老人や、循環器内科に入院した我が儘な女優など、驚くほど個性に満ちた5人の患者たちの謎を、新米医師、諏訪野良太はどう解き明かすのか。
「彼」は、人の心を聴ける医師。心震える連作医療ミステリ!【商品解説】
収録作品一覧
彼女が瞳を閉じる理由 | 5−54 | |
---|---|---|
悪性の境界線 | 55−102 | |
冷めない傷痕 | 103−145 |
著者紹介
知念実希人
- 略歴
- 1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、12年、受賞作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年には『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞しベストセラーとなる。他著に『螺旋の手術室』『優しい死神の飼い方』『黒猫の小セレナーデ夜曲』『屋上のテロリスト』『時限病棟』『崩れる脳を抱きしめて』「神酒クリニックで乾杯を」シリーズなどがある。
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紙の本
研修医が色々な科で出会う患者さんとのお話
2022/09/03 14:14
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマが似合いそうな、良いストーリーが満載です。お医者さんの苦労と、患者さんの葛藤、その人間模様が、素晴らしく表現されていると思います。
実は数年前に、本作を単行本で読んでいたのをすっかり忘れて、この文庫版を購入してしまいました。しかし、2度目と思えない感動がありました。やはり、知念実希人さんの作品は素晴らしい!(単純に、自分が忘れっぽいのもありますが)それを再認識しました。良かったです。
紙の本
祈りのカルテ
2022/06/27 13:48
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修医の諏訪野先生が研修期間に色々な科をを周り仕事に忙殺されつつそこで起きた担当になった患者さんたちの問題を解決しながら自分に適した科を探していくストーリー
読みやすくて凄く面白かったし続編と思ったけどやっぱり完結しているんだろうなと思いつつやはり続編求む
ドラマ化しそうな予感もする(もうされていたならすみません)
紙の本
祈りのカルテ
2021/03/08 20:24
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修医として諏訪野がいろいろな科の研修を受け内科循環器科に正式にスタートを切る物語だが、医療に対する真摯な取り組みを感じさせてくれる話でした。最後の女優の話が一番心に響きました。
紙の本
ほっこり。
2021/05/03 02:18
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひとみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
知念先生お得意の医療物ですが、人間模様が今回も最高です。ホロリとする場面もありますが、ほんわかほっこりさせてくれる知念先生の文章が今回も最高です。
電子書籍
気に入ってます
2023/04/05 04:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
数ある医療系のノベルの中でも特に気に入っているのがこれです。ごく普通の研修医の2年間の生活をかなり忠実に描いていると思う。最終的に循環器内科を選んだけど確かに5年後には患者さんになりそうだが個人的には諏訪野君は精神科でも活躍出来たんじゃないかと思う。
紙の本
玉森裕太さん主演ドラマの原作!
2022/09/03 23:28
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画「レインツリーの国」で出会った玉森裕太さん主演の原作ということで、初めて、知念実希人さんの著書を読みました。
読み易く、ひとつづつのお話の長さも丁度良いと思いました。
カルテを読み解く!
どういう検査をしたか?
それで、刺青と火傷の因果関係がわかったり、薬の服用の結果が検査でわかり、そこから、家族関係がわかり、患者の家族関係が良くなったり、人生が良い方向に向かっていくお話だと思いました。
最後の女優さんのお話も、亡くなってしまうけれど、未来のために、利他の心が描かれている。
優しい言葉で、綴られた医師の世界を、玉森裕太さんがどのように演じられるのか、思いを巡らせながら、読みました。
紙の本
研修医・諏訪野の物語
2021/03/05 01:30
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修医・諏訪野が、各診療科で出逢った様々な患者とのコミュニケーションを経て、自身の専門を決めるまでの物語。患者が表に出さない様々な真相を諏訪野医師が解きほぐすという基本構造は同じだが、診療科の特性に応じたドラマになっていて飽きない。秀逸は、循環器内科の「胸に嘘を秘めて」でしょうか。患者が心に秘めた真の願い。涙腺を刺激されました。あとは消化器外科の「悪性の境界線」。内視鏡手術で済むのに、開腹手術を望む患者の思いが、これも切なくも暖かい。医療ミステリーという訳でもないが、とても楽しめる満足の一冊。
紙の本
爽やかな短編集
2022/07/02 09:31
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修医になった主人公が、あちこちの科を回りつつ患者さんの抱えている闇や悩みに気付き、解きほぐしていく内容。優秀で好感度も高い主人公で、どこの科に行っても重宝されていて、最終的にトラブルも解決するだろうという感じで進んでいくので安心して読めました。続編があっても良さそう。題名は似ていますが、『十字架のカルテ』は続編ではありませんでした。
紙の本
あっさり
2021/11/08 23:46
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修医である主人公が、精神科や循環器科などの診療科で巡り合う様々な患者達のミステリーを解明していく連作短編集。文章も読みやすく、あっさり終わった感じです。
電子書籍
読了がコロナ禍最中に
2023/08/11 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
だから、余計、ドクターに引き寄せられましたね。コロナ禍最中のお医者さん、たいへんそうだし。まぁ、今後、次のコロナの流行の波が来ないこと、祈りながら。
紙の本
祈りのカルテ
2021/04/25 15:52
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
睡眠薬を大量に飲む理由、手術を拒否する理由など、病気や怪我に関する患者の隠し事や嘘を、研修医が見抜いていく。
研修医がベテラン医師を差し置いて、解明してしまうというのは、どうなんだろう? この主人公が持っている、深い洞察力ってことなんだろうが。
短編集だからか、一話一話があっさりしていた。