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商品説明
戦後日本の防衛政策について、1968年から初の「防衛計画の大綱」である「昭和52年度以降に係る防衛計画の大綱」に至る過程を論考。防衛大綱によって、今日における防衛政策の基礎が形作られたことを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
戦後日本の防衛政策はいかに形作られたか。
1950年代から始まる数次の防衛力整備計画を「防衛力再建」の過程と捉えてつぶさに観察し、二度の安保騒動や北朝鮮帰国事業、尖閣諸島問題への防衛庁・自衛隊の対応にも触れつつ、歴史的文脈から1976年決定の「防衛計画の大綱」を捉える。【商品解説】
目次
- 序論 戦後日本と防衛力
- 第1章 防衛力再建の過程一九五〇〜一九六七年
- 第1節 一次防と「国防の基本方針」
- 第2節 二次防
- 第3節 三次防
- 第2章 「自主防衛」論と防衛力整備計画の策定一九六八〜一九七一年
- 第1節 日本の「大国化」
- 第2節 四次防における整備の方向性
- 第3節 四次防策定開始と新防衛力整備計画の登場
- 第4節 防衛力整備計画の見直し論
著者紹介
真田 尚剛
- 略歴
- 〈真田尚剛〉1983年北海道生まれ。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士後期課程修了。同大学社会デザイン研究所研究員。博士(社会デザイン学)。
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