「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
マルクス・ガブリエル新時代に生きる「道徳哲学」 (NHK出版新書)
著者 マルクス・ガブリエル (述),丸山 俊一 (著),NHK「欲望の時代の哲学」制作班 (著)
哲学者マルクス・ガブリエルが、ドイツ・ボンと故郷のジンツィッヒから、パンデミック下の「自由」について、自身の体験に根ざした言葉でやさしく語る。NHK BS1「コロナ時代の...
マルクス・ガブリエル新時代に生きる「道徳哲学」 (NHK出版新書)
マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
哲学者マルクス・ガブリエルが、ドイツ・ボンと故郷のジンツィッヒから、パンデミック下の「自由」について、自身の体験に根ざした言葉でやさしく語る。NHK BS1「コロナ時代の精神のワクチン」を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
コロナ下でも、あなたの「自由」を手放さないために
「ウイルスを恐れて家から出ない立場を10、ウイルスなど存在しないとする立場を1とすれば、私は6か7です。しかし3の立場もありえます」「電車を乗り換えるとき必死で走りました。息が上がり、マスクを外したその瞬間、警官が近づいてきて『マスク着用は義務ですよ』と言ったのです。私は必死で『息ができない(I can’t breathe)』と答えました」――ボンでは経験に根差した言葉でかつてなく詳細にコロナ下の心性を分析し、今こそ可能な「倫理的進歩」を「手放してはならない自由」と絡めて論じる。故郷ジンツィヒでは新実在論の成り立ちを発祥の当地で語り起こす。平易な対話形式による、ガブリエルの新しい‟哲学教室”!
はじめに コロナ時代の精神のトレーニング(丸山俊一)
Ⅰ章 正解なき状況での選択
Ⅱ章 思考で倫理は進歩する
Ⅲ章 唯物主義を越えて、正しく錯覚せよ
Ⅳ章 道徳哲学が合理的なツールになる
Ⅴ章 ウイルスが教える「正しい」生き方
Ⅵ章 「新実在論」誕生の原点へ
Ⅶ章 「他者が正しい可能性はある」
終章 分断を越える最後のチャンス
おわりに 今、自然の意味を問い直すとき(丸山俊一)【商品解説】
これからを生きていくための物差しとは? 若き天才哲学者が、今こそ可能な「倫理的進歩」について自在に論じる!【本の内容】
目次
- はじめに コロナ時代の精神のトレーニング(丸山俊一)
- Ⅰ章 正解なき状況での選択
- Ⅱ章 思考で倫理は進歩する
- Ⅲ章 唯物主義を越えて、正しく錯覚せよ
- Ⅳ章 道徳哲学が合理的なツールになる
- Ⅴ章 ウイルスが教える「正しい」生き方
- Ⅵ章 「新実在論」誕生の原点へ
- Ⅶ章 「他者が正しい可能性はある」
- 終章 分断を越える最後のチャンス
- おわりに 今、自然の意味を問い直すとき(丸山俊一)
著者紹介
マルクス・ガブリエル
- 略歴
- 1962年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして様々な教養エンタメ、ドキュメンタリーを手掛ける。その後プロデューサーとして「英語でしゃべらナイト」「爆笑問題のニッポンの教養」「ソクラテスの人事」「仕事ハッケン伝」「ニッポン戦後サブカルチャー史」「ニッポンのジレンマ」「人間ってナンだ? 超AI入門」など異色の教養番組を企画開発。現在も「欲望の資本主義」「地球タクシー」「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」ほか、時代の潮流を捉えた企画を生み続ける。現在、NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。
著書に『結論は出さなくていい』(光文社新書)『14歳からの資本主義』『すべての仕事は「肯定」から始まる』(大和書房)、制作班との共著に『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』『同 Ⅱ』『マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る』『AI以後』(NHK出版新書)『欲望の資本主義』1―4『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』(東洋経済新報社)『欲望の民主主義』(幻冬舎新書)など。東京藝術大学客員教授、早稲田大学非常勤講師も兼務。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
若き哲学者が語る、新たなる哲学論
2021/05/24 13:01
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツの若き哲学者、マルクス・ガブリエル氏にNHKがインタビューをし、NHKーBSで放送された番組の内容を、新書で文章に起こした1冊です。当書はシリーズもので、当書は第4弾です。私はこのシリーズを読んだのは、当書が初です。
最近のコロナ禍において、人間はどう生きていくべきなのか?その質問に、ガブリエル氏が答えた内容です。終始、インタビュー形式で文章が書かれています。
もちろん、コロナ禍においての人間の生き方にも触れていますが、哲学者らしく、哲学がいかに重要な学問かを、他の学問と比較しながら論じています。こんなに哲学を語れる若き哲学者がいるのか?と驚きました。彼の哲学論は、かなりしっかりしたものと感じました。
また、ガブリエル氏の生い立ちから自ら語り、どうして哲学に興味を示したかについても触れています。経歴があまりにも独特で、これにはビックリしました。
哲学というと毛嫌いする人が多いですが、当書は新たな視点を体験できる1冊として、教養で読む価値は十分あると思います。
最後に、当書は外カバーが白地のオリジナルなもので店頭に並んでいます。その外バーを外せば、本来のNHK出版新書のオレンジ色地の外カバーが出てきます。店頭で並んでいても、当書を見つけるのに少々迷うかもしれません(白地のカバーはご購入まで勝手に取り外さないでください)。