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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/03/19
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05921-3
読割 50
紙の本
摂関家の中世 藤原道長から豊臣秀吉まで (歴史文化ライブラリー)
著者 樋口健太郎 (著)
天皇を支えた摂政・関白。それはいかなる地位で、どのような政務に携わったのか。摂関を天皇を中心とする王権を構成する存在として捉え、平安後期から秀吉の関白就任まで、摂関職の継...
摂関家の中世 藤原道長から豊臣秀吉まで (歴史文化ライブラリー)
摂関家の中世
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商品説明
天皇を支えた摂政・関白。それはいかなる地位で、どのような政務に携わったのか。摂関を天皇を中心とする王権を構成する存在として捉え、平安後期から秀吉の関白就任まで、摂関職の継承と権力の変転を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
天皇を代々支え続けた摂政・関白。その地位は他の貴族を圧倒する絶大な権力を握っていた。藤原氏の摂関政治が隆盛を誇った平安後期から豊臣秀吉の関白就任まで、天皇や天皇家との関係を通して、摂関職の継承と権力の変転を描く。後継者の早世、家督争い、政治抗争による解任…。幾度の危機を乗り越え、その都度新たな価値を創出した摂関家の歴史。【商品解説】
目次
- 「望月」のあと―プロローグ/摂関政治の時代(摂政・関白とは何か/摂政・関白の成立/摂関政治期の〈摂関家〉)/院政の時代(頼通・教通と後三条天皇/院政の開始と摂関家/荘園と家政機関/保元の乱)/武家勢力と戦乱の時代(平氏政権と摂関家/摂関家の分裂抗争と戦乱/近衛・九条流の対立)/五摂家分立(摂家将軍と九条道家/摂関家の再分裂/「執政」からの転落)/南北朝から戦国へ(南北朝の内乱と二条良基/室町将軍と摂関家/戦国の摂関家)/中世摂関家の終着点―エピローグ/摂政・関白一覧/系図
著者紹介
樋口健太郎
- 略歴
- 〈樋口健太郎〉1974年愛知県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。龍谷大学文学部特任准教授。著書に「中世摂関家の家と権力」など。
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「摂関」という地位と職を通してみる中世史
2021/03/21 09:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
・中世の摂関家の役割と変化を
・家というより摂関という地位に着目して
・わかりやすく、しっかり従来の説の見直しも
・同シリーズの佐伯智広『皇位継承の中世史』2019年とセットで読むのがおすすめです
紙の本
知られざる摂関家の歴史
2021/08/03 23:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世の摂関家の歴史がよくまとまっていて読みやすい。外戚の地位と一体化していた摂関が外戚と関係なく世襲されていくようになる流れ、院政化でも多くの荘園領主として影響力を発揮する様子がよくわかった。武家政権の時代になって執政の地位からは転落していくが足利将軍に故実を伝授したりと独自の地位を占めたのが面白かった。