かがみの孤城 下 （ポプラ文庫）

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投稿者：ゆかの　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、辻村先生の書かれる大人の話を読んで少し何か違うなと感じたことがありました。
自分がデビュー作とそれに繋がるお話をとても好きだから、またあの感覚を味わいたいと。
単行本で出てからあらすじ以外の情報をいれないようにして、やっと読めたこの作品を、あぁ辻村先生の作品だといとしく思っています。
いま、悩んでいる子がいたら読んでほしい。
もちろん大人にも読んでもらいたい。

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投稿者：ごんちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

良く考えられた作品だと思いました。あかずきんではなく、七匹の子ヤギのおとぎ話で狼様がリオンのお姉さん、また、年齢が７歳離れていて年に関係なく学校に行けなくなった子供を助けていたというかんどうものの本でした。本屋さん大賞第一位となった作品の良さが良くわかりました。

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投稿者：はぴちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

衝撃のラストです！
心に傷を負った人達のそれぞれの思いやりがみんなを助け、とても心温まる結末です。素敵なお話でした！
読み終わった後、涙が止まりません。読む場所、ハンカチなど環境整えて、最後に備えてください！笑

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投稿者：八神　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品の素晴らしい所はなんと言っても、上巻の終盤から、エンディングまでの読ませる力。続きが気になり、文字を追う目を止められず、次のページにかかる指先。夕方で部屋が暗くなるのも気にせず、夢中で読み込んでしまいました。
　そしてなんと言っても、エンディングの美しさ。今まで貼られてきた伏線を綺麗に回収するストーリー性。そして新しい世界に踏み出すまでの生々しさと、その強い心。本屋大賞の名に全く恥じぬ素晴らしい作品です。全てが緻密で、そして美しい作品をありがとうございます。

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投稿者：たっきい　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

爽やかさと感動と。さすが本屋さん大賞！ラスト50ページは圧巻で、素晴らしかったです。あぁそうつながっていくのかぁ、と辻村さんらしい伏線の張り方と回収で思わず、涙が出そうになりました。登場したみんなを応援したい。幸せになってほしいと思えました。下巻では、鏡の中の世界で出会った友人と現実の世界の学校で会おうとしてもなぜか『そんな子はいない』と言われる。この理由すっごく考えてしまいました。そして次に考えるのは最後に誰がどんな願いを叶えるのか？もうそれが知りたくて知りたくて、読まされ、そしてゲームのペナルティが与えられた緊迫感のある中盤からラストにかけては息つく間もない展開。良かったです。

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投稿者：ヤマキヨ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻でいろいろひっかっかる箇所があったのですが、それらはすべて物語の背景にかかわる記述でした。物語のポイントとなるカギの場所を解き明かしながら、伏線を見事に回収。そして伏線を回収した結果としてのエピローグはお見事！７人がそれぞれ新たな方向へ歩みだすエンディングは寂しいと思っていたら･･･。これ以上はネタバレになるのでストップします。

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投稿者：なっとう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

★ミステリー要素も素晴らしい。
登場人物の心理描写や、物語の展開も面白く、ぐいぐい読み進めてしまいました。きちんと伏線も散らばっていて、ミステリー要素もとても面白かったです！

★最高の読後感
魔法の力で世界が変わるとか、そんなことではなくて彼らはきちんと自分で世界を変えていくんだと思うと胸が熱くなります。

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投稿者：miki　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

鏡の世界に招かれて鍵探しをする、と言う冒険ファンタジーを期待して読み始めた私は、上巻では実は少しがっかりしました。物語は現実的で、冒険でもファンタジーでもなかったから。それでも辻村深月は好きな作家さんだし、思っていたのとは違ってもきっと何かある、と思って下巻まで読み進めました。
集められた子達がどこから来たのかわかった時はやっぱり、と思ったし、それぞれの子の事情も、やっぱり、と思ったけれど、その世界の秘密がわかったときには思わず涙していました。
読み進むにつれ子供達の必死の思いも伝わり、応援したくなります。エピローグでは気になっていた人のことも書かれてあって、やっぱりそうだったんだなぁ、と納得。読後感の爽やかな心温まる作品です。

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投稿者：とも　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

テンボ良く読みやすかった。最後の最後まで、ハラハラ　ドキドキして、あっという間に読み終えた。
映画化になって、映画を見ていないのでどう再現されてるか興味がある

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投稿者：らんま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

後半は涙なしでは読めないので、通勤通学中以外で読むことをお勧めします。
それか誰も知り合いのいない帰り。

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投稿者：creammochi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

下巻は目が離せなくなります。2人のその後をもっと書いて欲しかった。読みたい。エピローグは涙が・・。色々疑問が残るのがすっきりしなかった。あと、アキのばか！と思わずにはいられない

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投稿者：yukko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻は読むのがかなりモヤモヤしたし苦しかったが
下巻は物語の世界にどっぷり浸かって楽しめた気がする。

それにしても学校内いじめだけでなく、ネグレクト、ＤＶ・・・
子供がまっすぐ成長するのを邪魔する問題が山積み

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投稿者：あゆ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いじめ、不登校、DV、重い題材のまま進む話。明かされていく7人の不登校生の事情。どこかで自分も過去に抱いた不安が少しだけ重なり、暗い気持ちのまま、気付けばラストまで一気に読み終えた。問題解決はしないままエピローグまで行くけれど、未来は捨てた物ではない！と少しだけ希望を与えてくれた。ここまで心を揺さぶる小説も、ある意味面白いと思う