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商品説明
戦前6大都市に絞った、総合的な都市経営論。下巻は、大正期の成長期、昭和期の成熟期に焦点をあて、それぞれの都市がどのような外部・内部状況にあり、どのような課題に直面し、どのように実践を展開したかを検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
『近代日本都市経営史・上巻』は、戦前六大都市の都市経営・都市づくりの基本的課題を概説していった。その概要は、六大都市の都市整備・都市経営実績の全容を整理・分析し、あわせて都市経営の理論・戦略を類型化し、事業実績の評価を試みていった。そのため、都市経営の歴史は、明治前期の模索期、明治後期の創設期にとどまり、大正期の成長期、昭和期の成熟期は本書の下巻となった。論点は、それぞれの都市がどのような外部・内部状況にあり、どのような課題に直面し、どのように実践を展開したかである。【商品解説】
目次
- 目次
- 第1章 都市形成と都市経営の成長
- 第1節 大正期の都市経営と都市計画
- 都市膨張と経営環境の変貌/大都市行財政システムの劣化/都市経営思想の政策課題/大正期の都市経営思想/実践的経営論の政策性と実効性/後藤新平の都市経営思想/都市経営能力の虚像と実像
- 第2節 都市計画法と震災復興事業
- 都市計画法制の都市形成機能/都市計画事業の財源問題/「東京市政要綱」の先導性と実現性/関東大震災と復興計画の対立/復興事業の成果と財政後遺症
- 第2章 土地対策の実施と公営企業の拡大
- 第1節 土地問題と土地区画整理
- 地価上昇と土地税制の欠陥/自治体土地対策と土地開発企業/土地区画整理事業の系譜/区画整理の効果と限界
- 第2節 公営企業の発展と公営一元化
著者紹介
高寄 昇三
- 略歴
- 〈高寄昇三〉1934年神戸生まれ。京都大学法学部卒業。神戸市役所勤務を経て、甲南大学教授、姫路獨協大学教授を務めた。「地方自治の財政学」で藤田賞、「地方自治の経営」で経営科学文献賞受賞。
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