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商品説明
「尊厳」という言葉の意味が持つ差異性と同一性に多角的な焦点を当てた日本・中国・韓国の議論を取り上げ、相互理解への道を開く。関連文献を紹介する「読書案内コラム」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
欧米圏の尊厳理解を「普遍的」と見做し、非欧米圏が一方向的にそれを受容するという図式に対して、日本・中国・韓国を中心に、東アジアから見直す。生命、伝統、仏教、儒教、人権、公共、歴史認識、そして人間へ。「尊厳」という言葉の意味が持つ差異性と同一性に多角的な焦点を当て、尊厳概念そのものを多元化して、相互理解への道を開く。関連文献の読書案内も付す。【商品解説】
目次
- 編者前書き 「東アジアの尊厳概念」研究の構築に向けて(加藤泰史)
- 第Ⅰ部 日本関係編
- 第1章 バイオエシックスと生命倫理学の間──医学者の「尊厳」理解(加藤泰史)
- 第2章 野間宏文学における「弱者の生」から逆照射される「尊厳」(ギブソン松井佳子)
- 第3章 如空の衆生を度す──仏教における人間の尊厳と個の尊重(前川健一)
- 第4章 林羅山における自由と身分秩序──『性理字義諺解』に着目して(武田祐樹)
- 第5章 人間の尊厳と「極東の偉大な諸宗教」──ヨーロッパの人間観に対するルソーの異議申立て(松田純)
- ◎読書案内コラム
収録作品一覧
「東アジアの尊厳概念」研究の構築に向けて | 加藤泰史 著 | 1−22 |
---|---|---|
バイオエシックスと生命倫理学の間 | 加藤泰史 著 | 25−62 |
野間宏文学における「弱者の生」から逆照射される「尊厳」 | ギブソン松井佳子 著 | 63−83 |
著者紹介
加藤泰史
- 略歴
- 〈加藤泰史〉1956年生まれ。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授、一橋大学名誉教授。共編著に「尊厳と社会」など。
〈小倉紀蔵〉1959年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
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