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商品説明
植民地時代の皇国少年、民族を失った在日の苦悩、研究者としての第一歩、文化センター・アリランの創設…。関東大震災時朝鮮人虐殺を世に問うた姜徳相が克明に語った半生の記録。コラム「国籍条項と差別」なども収録。【「TRC MARC」の商品解説】
在日の歴史研究者としての「時の務め」とは何か。
強制連行研究の第一人者、朴慶植は姜徳相に語った。
「朝鮮人が日本に住んでいるのは自分で好きで来たわけじゃない。それを明らかにするということだ。日本の政策によって来た人間だ。これは日本の国家責任だ。それを問うのが時務の歴史だ。それを訴えることが歴史家のやることだ」
植民地時代には皇国少年であり、のちに関東大震災時朝鮮人虐殺を世に問うた姜徳相が歩んだ半生。
歴史研究者として自立していく過程で出会った恩師や友人たちを回想するとともに、当事者である日本人が手付かずにしてきた植民地時代の研究を丹念に掘り起こし問題を提起し続けた、在日の歴史研究者たちを語る。【商品解説】
目次
- 第1 部 少年期(植民地時代の皇国少年)
- 第2 部 青年期(民族を失った在日の苦悩)
- 第3 部 大学時代(中国史から朝鮮史へ)
- コラム 国籍条項と差別
- 第4 部 研究者として歩みだす
著者紹介
姜 徳相
- 略歴
- 〈姜徳相〉1931年生まれ。明治大学大学院文学部研究科史学専攻東洋史博士課程単位取得満期退学。「現代史資料」で第13回菊池寛賞共同受賞。「在日史学」のパイオニア。
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