「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
ゼロからの最速理解 プラスチック材料化学
著者 佐々木 健夫 (著)
ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ウレタン樹脂、ポリカーボネート…。世の中に存在する多くのプラスチックについて、化学的な観点からその歴史や性質をわかりやすく解説...
ゼロからの最速理解 プラスチック材料化学
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ウレタン樹脂、ポリカーボネート…。世の中に存在する多くのプラスチックについて、化学的な観点からその歴史や性質をわかりやすく解説する。章末問題も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
プラスチックと聞くと、安くて大量生産ができて環境破壊につながる軽薄なイメージが思い浮かぶかもしれません。しかし、プラスチックが誕生したことで様々なことが可能になり、われわれの生活は大きく変わりました。プラスチックは軽くて丈夫で床に落としても割れず、自由に曲げることもできます。バッグやケース、各種コンテナ、自動車部品もプラスチック製品に置き換わって軽くなり、少ないエネルギー消費で遠くまで運べるようになりました。パソコンやプリンターも金属部品が少なく軽くなり、手軽に移動ができるようになっています。薄くしても水や空気を通さず、それでも丈夫なフィルムができたことによって、食品の長期保存も可能になりました。ゴムや熱可塑性エラストマーによって気密を保つことができるようになり、潜水艇や宇宙船も実現されました。割れない食器や衣類の繊維、ペンキ、接着剤もプラスチックです。
なんだプラスチック製か、とひとことで済ませてしまわれがちですが、プラスチック素材には様々なものがあります。しなやかなものや硬いもの、熱で溶けるもの、熱で溶けないもの、透明なもの、透明でないものなど、数多くの種類のプラスチックがあります。身近なプラスチック製品が具体的にどんな化合物でできていて、またその化合物がなぜ選ばれているのでしょう。考えてみると非常に興味深いものです。
この100年くらいで一気に発展してきたプラスチックですが、それらの発明・発見にはそれぞれにストーリーがあります。この本では、身のまわりのプラスチックがどんなもので、そしてそれらがどのように開発されてきたのかを解説します。大学や高等専門学校で化学や材料を学んでいる人たちだけでなく、プラスチックに関心を持つ多くの人たちが読み進められるように内容を選んであります。
地球環境を護るためにプラスチックとどう付き合っていくべきなのか、単純で明快な答えを出すことは難しいですが、そういった問題を考えるための基本知識を本書から得ることができるでしょう。【商品解説】
目次
- 序.身のまわりのプラスチック
- 0.1 よく見かけるプラスチック
- 0.2 プラスチックの見分け方
- 0.3 フィルムの素材
- 0.4 リサイクルマーク
- 0.5 プラスチックと環境負荷
- 1.ポリマーとプラスチック
- 1.1 ポリマーの発見とプラスチックの利用
- 1.2 ポリマーの特徴,ポリマーの構造と物性
著者紹介
佐々木 健夫
- 略歴
- 〈佐々木健夫〉東京工業大学総合理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。東京理科大学教授。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む