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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2021/04/13
  • 出版社: みすず書房
  • サイズ:19cm/177,8p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-622-08996-4

紙の本

リニア中央新幹線をめぐって 原発事故とコロナ・パンデミックから見直す新刊

著者 山本義隆 (著)

既得権益と前世紀的な成長への醒めない夢が、時代錯誤の巨大プロジェクトの温床となっている。福島原発事故/コロナ禍以後の社会の持続可能性の観点から、リニア新幹線計画の不合理と...

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リニア中央新幹線をめぐって 原発事故とコロナ・パンデミックから見直す

税込 1,980 18pt

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商品説明

既得権益と前世紀的な成長への醒めない夢が、時代錯誤の巨大プロジェクトの温床となっている。福島原発事故/コロナ禍以後の社会の持続可能性の観点から、リニア新幹線計画の不合理と、それが体現する国策の非道を指摘する。【「TRC MARC」の商品解説】

コロナ・パンデミックを機に見直すべきものの象徴として著者が取り上げるのは、リニア中央新幹線計画である。本書は、安倍政権下で事実上国策化した超伝導リニア計画がはらむ問題を、できるかぎり明確に指摘するという、小さな、具体的な狙いをもつ。それは同時に、なぜこの国では合理性のない超巨大プロジェクトが次々に暴走してしまうのかを浮彫にしている。
リニア計画は深刻なエネルギー問題を抱えている。そして進行中の大規模環境破壊でもある。にもかかわらず、虚妄に満ちた「6000万人メガロポリス」構想、原発稼働の利害との結合、大深度法の横暴など、計画は目的と手段の両面で横車を押すようにして推進されてきた。中枢レベルの政治権力の私物化や、ナショナリズムと科学技術の結びつきがそれを可能にしてきたことも、本書は明らかにする。
最終節は、この暴挙の根を掘り下げる。日本の戦後の産業経済は、旧体制から引き継いだ諸条件を足場に経済成長を成し遂げた。そこで強化された既得権益と前世紀的な成長への醒めない夢が、時代錯誤の巨大プロジェクトの温床となっている。3.11以後/コロナ禍以後の、持続可能性を追求すべき世界で、なお私たちはそれらを延命させるのか? 決然と、それを問う書である。【商品解説】

目次

  • 序章 なぜいまリニア新幹線を問うのか
  • 0.1 はじめに
  • 0.2 リニア問題とは何か、その概略
  • 0.3 リニアをめぐるこれまでの経緯
  • コラム1 スポーツ新聞と山岳雑誌から
  • 第1章 リニアは原子力発電を必要とする
  • 1.1 リニアに必要なエネルギー(電力)
  • コラム2 エネルギーと熱と絶対温度
  • 1.2 リニアの構造と技術的な問題

著者紹介

山本義隆

略歴
〈山本義隆〉1941年大阪生まれ。東京大学大学院博士課程中退。学校法人駿台予備学校勤務。科学史家。著書に「知性の叛乱」「重力と力学的世界」など。

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