紙の本
期待を裏切らない新作!
2021/09/29 22:40
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投稿者:にゃあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの暁佳奈さんの新作!
たまたま本屋さんで発売日に見つけて衝動買いしたのですが、買ってよかったと思っています。
辛い思いしても好きな人への想いを忘れず大切にして、強く立ち向かっていこうとする姿が描かれています。
暁さんの描く主人公の乗り越える姿がとても好きですし、多くの方に読んでほしいです。
紙の本
美しい世界
2022/01/10 08:08
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投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガーデンの方はそんなに知らないけど、すごく良かったです。美しい文体と世界観に酔いしれました。続きが楽しみです。
紙の本
世界観が独特で興味深い
2021/09/09 02:42
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
神代の時代に四季それぞれの神からその役目を任された「四季の代行者」と彼らを守る従者の話。
代行者の力を四季を齎すこと以外にも還元させたがったり、そもそも「四季」を疎む賊達と代行者達の戦いの歴史。
望んだわけでなく運命に選ばれてしまったために義務と期待を背負わされ、命を狙われる四季の代行者達の嘆きと苦痛の理不尽さに思わず春の従者さくらに共感してしまった。
それぞれの主従の絆や、心に負った傷、痛み、怒り、恨みが渦巻いていて、人の業というものをまざまざと突きつけてくるようだった。
下巻も覚悟して読んだ方が良さそうだ。
たったひと月の蜜月で互いに恋をして今でも想い続ける春冬代行者達。
思い合うがゆえに反発もする夏姉妹。どちらも尊い。
幼い頃誘拐されて何年も見つけられず、ついには心が壊れてしまった雛菊の境遇が想定より重すぎて。
守れなかったさくらと冬主従の後悔も。
秋主従がどうみても好みだったので購入に踏み切ったのだけど、この二人も展開次第で病みそう。
序盤のほう、電撃文庫にしてはかなり装丁やデザインに拘っていて、作者の前作もそうだったことを考えると、作者の意向なのかなぁと考えてしまった。
見開き挿絵といい、魅せるねぇ……
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長らく積んでいたのを、
ジュンク堂さんの読書イベで読み始めて、上巻読了。
思っていたより読みやすくて、
思っていたより重い内容に
しんどいなぁ、と思いながら読み進めましたが、
過去への復讐のため立ち上がる彼女たちにホッとしました。
いや、安堵というか、鼓舞された。
下巻も引き続き読み進めたい。
秋の主従がいちゃこらしてるところをみたい!
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四季の代行者という神に準ずる力を持った存在。それぞれの季節に一人の代行者と絆で結ばれた護衛官の、友情や愛にこてこての物語。そこに四季の代行者の仕組みに反逆する賊との闘いを絡め、自分たちの存在意義を問う流れ。
次はどうなるのかと結婚楽しい。
再読
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これは!
なんとも胸が締め付けられる物語。
それでも先を読む手が止まらない。
久々にこんなにも強い”想いの物語”に出逢った気がする。
四季の神の代行者となった人間がいる世界のファンタジーなのだけど、十年前に春の代行者が攫われた事実から始まる物語は、初めから悲痛な状況と境遇がこれでもかと描かれて容赦なくこちらの胸を締め付けてくる。
その過去に傷ついたもの。後悔するもの。自分を許せないもの。周りを許せないもの。
それらが相まって物語は基本シリアスだ。
せめて戻った春の娘雛菊やその護衛官のさくらに幸あれと祈らずにはいられない。
けれど繰り返す襲撃と誘拐事件。
そして立ち上がる十年前の当事者たち。
下巻ではきっと彼女・彼らの勇気と戦いと再生の物語が描かれるに違いない。
そう期待している。
それにしても四季庁や国家保安部はあまりにポンコツ過ぎではないだろうか?
これ以上、雛菊やさくらを泣かすなら許すまじ!(いや、ほんとに)
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こりゃまた凄い世界に踏み込んでしまったな(^^;)春夏秋冬、それぞれの季節を世に顕現させる役割をもつ代行者と護衛官達の物語(^^)しかし内容はツラい(T-T)そのツラい過去を乗り越えて、どんな未来へと繋がっていくのか楽しみでもある(*^^*)本編もよいけれど、あとがきが大好き!「よし!私も頑張るぞp(^-^)q」と♪
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こんなに抉られる物語だとはこの綺麗な絵からは想像してなかったので結構しんどかったです
世界観がよくできてる。
下巻も楽しみ。
2022.7.3
91
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2022/09/04 読了。
図書館から。
著者作初。
発売されたときに気にはなっていたけれど、
前作もアニメしか知らないし、どっかのタイミングで
合えば~と思っていたら、コミカライズがされ始めたので。
漫画で読むと詳細まではね、やっぱりわからないし、
図書館ですぐ借りれる状態ので読むことに。
きれいな世界観に残酷な過去と優しくない現状があって
そんな中で、懸命に支え合いながら耐え生きてきた
春と夏の代行者と護衛官のお話。
本文の語彙が多彩。
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ヴァイオレット・エヴァーガーデンの作者さんの新作です。新作が出るのを待ちに待っていました。
移り変わる四季を顕現していく現人神である代行者とその護衛官達の物語。
暁佳奈さんの独特の表現は健在。詩であり歌のような文体、また人物の気持ちを表すのに黒いページに白字で書く、白黒反転させている。
現人神として敬われるべき代行者なのに、死ねば次に引き継がれるだけとぞんざいな扱い。自分達の幸せを求めて下巻では現人神と護衛官8人で戦って行くのか…?
お話が進みにつれてどんどん引き込まれていきます。
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世界観に引き込まれてどっぷり浸かれる物語は久々だった。暁佳奈さんの作品だから期待していたけど、個人的には期待通り。
ストーリーとしては、雛菊とサクラ、狼星と凍蝶、春と冬の4人に昔起こったことを発端として今に繋がる物語。起こっていることは結構重たく、冬の二人が春の二人に寄せる想いは切実ですらあるのに、行動に移したときにどこかネジか飛んでいて息がつける。でもやはりどこか危うい均衡の上に立っている感じがして、何処に着地するのか見届けたいと思う前半戦だった。
キャラクターとしては春と冬だけでなく、夏の瑠璃とあやめ、秋の撫子と竜胆も、皆魅力あるキャラクターで、感情をのせて読み進められたので、ボリュームの割にあっという間に読み終わった印象。従者4人は隠しているつもりの竜胆を含めて総じて主への愛がダダ漏れているし、何なら狼星の雛菊愛もダダ漏れていて、そういうダダ漏れている愛にはニヤニヤしてしまう。
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読みやすく、設定が面白いが春の舞上下巻の上は、プロローグ的というか、人物紹介予備知識で、物語の始まる前の予習のような感じがする。が、面白い。個人的に基本、スタッツだけの攻略本とか無心に読めるタイプなので、問題ない。
春夏秋冬代行者世界は、季節を現人神が顕現させるという形態をとっている、いわゆる人間で季節をコントロールしている世界。10年前に”春”がテロリストに誘拐されたことにより、10年間春のない状態だったのが、春自力帰還し、国に春が戻ってきた、というところから物語はスタート。春だけでなく、各季節の代行者(季節を降ろす現人神)やら、能力やらが語られる。夏がええねぇ。で、春が戻ってきて、世界の季節がもどるかと思いきや、ラストにまたもや誘拐事件という。これは、テロリストと季節代行者たちのバトル小説なのでは。わくわくします。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの作者なので、美しくも悲しめの話になるんかな、と思いながら読み始めた。そういえばヴァイオレットエヴァーガーデンもまだログにしてないでしたな。
すぐに下巻へ
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今まで出会ったことのない設定。本屋で気になって手にしてしまったが、読みごたえはある。このあとどう続くのか気にせずにはいられない。
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目が潤みながらも読んでしまう、そんな作品でした。
四季代行者(現人神)主従の関係性や置かれている環境など、苦悩しながらも進んでいく姿に勇気をもらえます。
京都アニメーションで作られた「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の作者だから紡いでいけた世界観と少しだけ物語の世界が素敵に思えるように…丁寧に心が砕かれて描かれていると感じずにはいられませんでした。
イラストレーターのスオウ先生の繊細で綺麗な絵柄で表現されていて、心を鷲掴みにされました。
2022年夏に「夏の代行者」の話が発売されるそうなので、とても楽しみです!
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涙無しに読めなかった。ひとつひとつの表現が、綺麗。雛菊とさくらが、幸せになれる世界が早く訪れます様に。