最愛竜を飼いならせ （キャラ文庫 暴君竜を飼いならせ）

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

十冊目の区切り。潤のおかげで可畏が成長した。今回は可畏と潤のイチャイチャが少なかった。潤が未亡人になるまで待つつもりのツァーリは相変わらず執念深い。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：KoLe　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなすごくて素敵なお話を10巻も書いた先生に大喝采です。主役2人だけの愛から家族愛に代わって多少エロが減ろうとも、面白く読みました。2人とも精神的にとても成長しました。
「恐竜」で躊躇する人はたくさんいると思いますが読まず嫌いはもったいないです。なんでもアリのファンタジーで、最初は！だらけでしたが10巻読む頃には卵から生まれてくるのも飛ぶのも飛び散る血も普通に読めます。全く飽きずにハラハラしながら楽しんだ10冊でした。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

恐竜になる人の話しなので、今回も怒りに任せて大きくなり、痛い場面多め。最終的には誰も死なないので、その点は良かったです。

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ひろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最初ツァーリが何考えているのか分からなくて不気味だったんですが、最後の方で明かされて、ああ！と納得しましたね。なるほどね！そう来るかって。

一区切りにふさわしい内容で、満足度は高いです。
色んな竜人に潤は想いを寄せられて来たけれど、結局それは潤を自分の欲の為に利用していて、潤を本当に想っているのは可畏で。
使い古された言葉かもしれないけど、やっぱり愛は勝つんだなとしみじみ思いました。

私は可畏と潤のケンカが結構好きで、毎巻それを楽しみにしているところがあります。
同じようなケンカに見えるけど、違うんですよ。
愛はあるけど、相手を信じきれなかった頃から、お互いに言いたいことが言えるようになったり。親としてのケンカだったり。どんどん2人が成長していっての10巻がケンカ無しの相手に対してきちんと向き合っての話し合いですよ！もう最高でした。
シリーズが続くというのは作者の先生にとって喜びもあれば大変なところもあるのだと思います。ただ、読者にとってはキャラの成長やカップルのラブっぷりを見てとても幸せになれるのです。続編を読ませていただけるのは本当にありがたいのです。
暴君竜シリーズがここまで続いてよかった。本当に本当に嬉しい。
一区切りということですが、え？どうなるの？という展開もあったのでまた続いてくれたら幸せです。