読割 50
紙の本
夜空に泳ぐチョコレートグラミー (新潮文庫)
著者 町田そのこ (著)
抜けてしまった歯が思い起こさせるのは、一生に一度の恋。もう共には生きられない、あの人のこと−。どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。...
夜空に泳ぐチョコレートグラミー (新潮文庫)
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商品説明
抜けてしまった歯が思い起こさせるのは、一生に一度の恋。もう共には生きられない、あの人のこと−。どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。【「TRC MARC」の商品解説】
思いがけないきっかけでよみがえる一生に一度の恋、そして、ともには生きられなかったあの人のこと――。大胆な仕掛けを選考委員に絶賛されたR-18文学賞大賞受賞のデビュー作「カメルーンの青い魚」。すり鉢状の小さな街で、理不尽の中でも懸命に成長する少年少女を瑞々しく描いた表題作他3編を収録した、どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。【商品解説】
収録作品一覧
カメルーンの青い魚 | 7−42 | |
---|---|---|
夜空に泳ぐチョコレートグラミー | 43−108 | |
波間に浮かぶイエロー | 109−202 |
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紙の本
夜空に泳ぐチョコレートグラミー
2021/08/29 14:26
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yami - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞を受賞した著者の方の本です。
52ヘルツの前に手始めに読んでみたこちらの作品で、かなり面白くて一気読みしました。
内容自体小難しくいのでスラスラ読めます。
次は52ヘルツ読みます。
紙の本
色んなものを抱えて日々生きる
2022/01/24 10:12
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
切ない…。
こんなに色んな思いを抱きながら日々生活している子供がいると思うと、
大人の言動って本当に難しい…。
さらりと書いてらっしゃるけれど、いろーんな思いをのせられたんだろうな。と。
切なさが残る読後感ですが、もちろん素敵な作品。
また読み返そうと思っています。
紙の本
読み応えがありました
2021/10/20 17:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:creammochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
やわらかい中に狂気が一滴まじってるようなそんな感想をもちました。密で濃ゆかった。その後があるなら読みたい。また再読したい本です。
紙の本
書き出しの1文から巧い
2022/01/09 11:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
理不尽な環境に生きるひとの強さと脆さを描いた連作短編集。
R-18文学賞受賞作「カメルーンの青い魚」は忘れられない恋の描き方が良いし、物語の仕掛けが巧い。他の作品も優しい文章の中に世の冷たさと人の温かさがない交ぜになってて絶妙な読後感。
電子書籍
生きるのはつらい
2022/09/12 21:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
生きるってとっても大変だけど、それでも生きていかなくちゃいけないという当たり前のことを今更ながら認識しました。すべての短編が少しずつつながっているところも楽しめました。
紙の本
水槽
2021/09/17 01:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分はこういう物語に対する感度が低いほうだと思っているのだけれど、
これはよかった。
舞台は地方の小さな町を中心にすすむ。
小さな水槽。大きな海。
ここにいること。飛び出していくこと。
過去があって、今があって、未来がある。
地続きのように思うけれど、
少しの手心で未来は一変する。
どこまでもあるようでなかなか動けない。
ところによって、遠浅だったり狭まったり。
世界を海に例えているのがうまいなと思った。
電子書籍
同志を見つけた喜びは恋愛を超越する
2021/08/10 21:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
町田そのこさんのデビュー作となる連作短編集。それぞれの話の登場人物が他の話に絡んできたり、繋がっていたりで、あっ、この人あの時の彼だったのかとか、思わず再会の喜びを感じてしまう。ミニどんでん返しみたいなオチもあって、ちょっとしたサプライズも。町田さんの文章は描写が美しくて優しい。DVでできた青あざでさえも美しく表現してしまう。ただ、登場人物の多くがキレやすい人だったり、暴力的だったり、背負っているものが重い人ばかり。ラストも望んでいるようには終わってくれず、味わいはあるけどなんかスカッとしない。
紙の本
物悲しさと希望の両方を感じる短編集
2022/11/12 09:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
親に捨てられ祖母に育てられた貧しい少女と孤児院で育った少年との関係、その二人の子どもの学校生活、同級生の少女がその祖母に守られて育ち自立していく話等、短編集ですが、登場人物と場所は概ねつながっていました。どちらかといえば社会の底辺で生活している登場人物たちに物悲しさを感じましたが、同時に希望の見える方向に物語が進んでいくので、読後感は悪くなかったです。
紙の本
やられた
2021/12/15 15:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に最初の話。
完全にだまされた。
不快じゃなくてね。
各話、それぞれ、他の話の登場人物とリンクしてるのね。
上手にまとまってます。