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商品説明
惑星都市理論=プラネタリー・アーバニゼーション研究と、それに軌を一にしながら展開される都市研究の諸潮流を、執筆者それぞれのフィールドや関心領域から論じ、2020年代を見据える都市研究の理論的な展望を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
コロナウイルス感染症の世界的な流行で、人々の移動が大幅に制限されるなかにおいても、まるで何も起きていないかのように駆動し続ける「世界経済」。それはすでに「惑星都市」が存在していることの証でもある。本書は、「惑星都市理論」(=プラネタリー・アーバニゼーション研究)という近年世界的に注目されている分析枠組みを用いて、「インフラ」「ロジスティクス」「リスケーリング」といった「惑星都市」を成り立たせる諸要素を考察しながら、「ポストコロニアル都市理論」「関係論的転回」「都市への権利」「自然の生産」など、欧米の都市理論を賑わせている対抗的ロジックの可能性と限界を見定め、その先を模索しようと試みる。「惑星都市」を私たちのものにするために。【商品解説】
目次
- 序
- 「プラネタリー・アーバニゼーション研究をひらく」(平田 周)
- 第一部 スケール/ヒンターランド
- 「都市のリスケーリングと排除/包摂の論理」(荒又美陽)
- 「ヒンターランドの都市化?」(ニール・ブレナー)
- 「都市への権利・非都市への回路」(渡邊 隼)
- 第二部 インフラストラクチャー/ロジスティクス
- 「惑星都市化、インフラストラクチャー、ロジスティクスをめぐる11の地理的断章」(北川眞也)
収録作品一覧
プラネタリー・アーバニゼーション研究をひらく | 平田周 著 | 3−25 |
---|---|---|
都市のリスケーリングと排除/包摂の論理 | 荒又美陽 著 | 29−57 |
ヒンターランドの都市化? | ニール・ブレナー 著 | 59−70 |
著者紹介
平田 周
- 略歴
- 〈平田周〉1981年生まれ。南山大学外国語学部フランス学科准教授。博士(哲学)。
〈仙波希望〉1987年生まれ。広島文教大学人間科学部専任講師。博士(学術)。
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