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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/03/22
- 出版社: 明石書店
- サイズ:20cm/248,6p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7503-5147-6
紙の本
トリノの精神 現代イタリアの出版文化を築いた人々
ファシズム台頭期からベルルスコーニの時代に到るまでの、エイナウディ出版社を軸とした対抗文化の展開と、その担い手たちの物語。当時の記録や関係者へのインタビューとともに、作家...
トリノの精神 現代イタリアの出版文化を築いた人々
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商品説明
ファシズム台頭期からベルルスコーニの時代に到るまでの、エイナウディ出版社を軸とした対抗文化の展開と、その担い手たちの物語。当時の記録や関係者へのインタビューとともに、作家や思想家の交流を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
現代イタリアの出版および学術・文化の頂点をなすエイナウディ出版社。当時の記録や関係者へのインタビューとともに、チェーザレ・パヴェーゼやイタロ・カルヴィーノ、ナタリア・ギンツブルクなどの作家やエイナウディらの交流を描く。貴重な出版文化史。【商品解説】
目次
- 序
- ホテル・ローマ
- 自動車と工場――ムッソリーニの台頭
- エイナウディ出版社――出発
- ラ・モーレ・アントネッリアーナ――ビアンカマーノ通り
著者紹介
マイケ・アルバート
- 略歴
- 〈マイケ・アルバート〉1966年ブラウンシュヴァイク生まれ。ジャーナリストとして活動し、ドイツ語圏の主要紙誌に寄稿。2002年アルフレート・ケル賞受賞。
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イタリア近代史としても
2022/09/28 14:12
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
イタリアを代表する出版社エイナウディ社は日本でいえば岩波書店に近いだろうか。本書はエイナウディ社とパヴェーゼ、カルヴィーノらゆかりの作家たちが扱われているが、タイトルの通りそれはトリノという都市の精神を辿るものであり、またイタリア近代史となる。エイナウディ社がベルルスコーニのグループに買収されてしまったと言うのも、象徴的である。