- 発売日:2021/04/23
- 出版社: PLANETS/第二次惑星開発委員会
- ISBN:978-4-905325-17-8
- 国内送料無料
紙の本
テレビドラマクロニクル 1990→2020
著者 成馬 零一 (著)
バブルからコロナまで──テレビドラマが映し出す、平成・令和ニッポンの年代記昭和の終わりとともに世紀末を駆け抜けた1990年代の旗手・野島伸司。マンガ・アニメとの共鳴で20...
テレビドラマクロニクル 1990→2020
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
バブルからコロナまで──テレビドラマが映し出す、平成・令和ニッポンの年代記
昭和の終わりとともに世紀末を駆け抜けた1990年代の旗手・野島伸司。
マンガ・アニメとの共鳴で2000年代の映像表現を革命した堤幸彦。
若者カルチャーの異端児から2010年代の国民作家へと進化を遂げた宮藤官九郎。
平成を代表する3人の作品史をはじめ、坂元裕二、野木亜紀子などの作家たちが、
令和の現在に創作を通じて切り拓いているものとは──?
バブルの夢に浮かれた1990年からコロナ禍に揺れる2020年まで、480ページの大ボリュームで贈る、現代テレビドラマ批評の決定版!
[本書の取扱作品]
『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』『高校教師』
『人間・失格』『未成年』『家なき子』
『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』
『TRICK』『SPEC』『SIK’S』
『木更津キャッツアイ』『ぼくの魔法使い』『吾輩は主婦である』
『マンハッタンラブストーリー』『タイガー&ドラゴン』
『11人もいる!』『あまちゃん』『ごめんね青春』『ゆとりですがなにか』
『監獄のお姫さま』『問題のあるレストラン』『逃げるは恥だが役に立つ』
『獣になれない私たち』『いだてん』
『半分、青い』『なつぞら』『全裸監督』『映像研には手を出すな!』etc…
[目次]
第1章 野島伸司とぼくたちの失敗
昭和の終わりと「トレンディドラマ」の時代
「純愛」から人間の暗部を描く「タブー」破りへ
作家的到達点としての『高校教師』『人間・失格』
『未成年』『家なき子』に刻まれた臨界点
第2章 堤幸彦とキャラクタードラマの美学
『金田一少年の事件簿』は何を変えたか
メタミステリーとしての『ケイゾク』
『池袋ウエストゲートパーク』が始動した2000年代
『TRICK』の到達のかたち
時代への抗いとしての『SPEC』
第3章 2000年代の宮藤官九郎──〈ジモト〉と〈共同体〉の再編をめぐって
小劇場演劇ブームの申し子として
『木更津キャッツアイ』が成し遂げたドラマ史の転換
『ぼくの魔法使い』『吾輩は主婦である』における夫婦観
『マンハッタンラブストーリー』と恋愛ドラマの転換
初期クドカンの集大成としての『タイガー&ドラゴン』
第4章 2010年代の宮藤官九郎──東日本大震災後の日本社会をめぐって
震災で浮上した〈現実〉対〈虚構〉の主題
『あまちゃん』という2010年代ドラマのビッグバン
その後の『あまちゃん』
『ごめんね青春!』が挑んだ脱ホモソーシャルへの道筋
『ゆとりですがなにか』と社会派ドラマの潮流
『監獄のお姫さま』とポリティカル・コレクトネスとの対峙
『いだてん』というニッポンの自画像【本の内容】
著者紹介
成馬 零一
- 略歴
- 1976年生まれ、ライター、ドラマ評論家。テレビドラマ評論を中心に、漫画、アニメ、映画、アイドルなどについて、リアルサウンド等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生 テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む