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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/05/19
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/230p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05926-8
読割 50
紙の本
沖縄戦の子どもたち (歴史文化ライブラリー)
著者 川満 彰 (著)
少年兵・学徒隊への動員、学童疎開、集団自決、戦争孤児…。太平洋戦争末期の沖縄で、激しい戦禍に遭った少年少女たち。彼らの体験や視点を通し、二度と戦争を起こさないために何がで...
沖縄戦の子どもたち (歴史文化ライブラリー)
沖縄戦の子どもたち
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商品説明
少年兵・学徒隊への動員、学童疎開、集団自決、戦争孤児…。太平洋戦争末期の沖縄で、激しい戦禍に遭った少年少女たち。彼らの体験や視点を通し、二度と戦争を起こさないために何ができるのかを考える。【「TRC MARC」の商品解説】
太平洋戦争末期の沖縄で、激しい地上戦に巻き込まれた少年少女たち。少年兵・学徒隊や補助看護隊への動員、学童疎開船・対馬丸の撃沈、「集団自決」など過酷な戦禍に苛まれ、生き残った者も戦争孤児となるなど、人生を大きく狂わされた。大人の巻き添えにされた彼らの体験や視点を通して、二度と戦争を起こさないために何ができるのかを考える。【商品解説】
目次
- もし、子どもの時に戦争があったら―プロローグ/子どもの教育 兵士となるために(日本人になるために―同化教育・皇民化教育の始まり/御真影と教育勅語/学校で教えられた戦争/小国民の思い出―勝ちぬくために)/兵士となった少年少女(戦場への流れ/鉄血勤皇隊の編成/戦場へ/やんばるの少年兵・護郷隊/防衛隊・義勇隊・挺身隊などに編成された少年少女)/戦場で生き残った子ども(学童疎開の子ども/「集団自決」の子ども/戦場の子ども)/戦禍のなかの教員と御真影 皇民化教育の末路(御真影の取り扱い/御真影奉護隊の結成/すべての御真影をやんばるへ/山中をさまよった御真影/戦場に立たされた教員)/戦争孤児の戦後(戦争孤児対応の実態/証言からみた戦争孤児の戦後)/混在化する国家主義と国民主権―エピローグ
著者紹介
川満 彰
- 略歴
- 〈川満彰〉1960年沖縄県生まれ。沖縄大学大学院沖縄・東アジア地域研究専攻修了。名護市教育委員会文化課市史編さん係会計年度任用職員。著書に「陸軍中野学校と沖縄戦」など。
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沖縄戦を子どもの視点から見る
2022/06/20 11:37
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
日米の熾烈な地上戦で多くの命が奪われた沖縄。
その沖縄戦について、「子ども」(18歳未満)に焦点を当て、幅広く解説してある。
筆者は沖縄県史の執筆にも携わる研究者だそうだ。
教育や社会状況、戦場に駆り出された子どもたちの実情、戦争孤児…さまざまな切り口から、当時の子どもがどうして(させられて)いたか紹介されており、戦争の被害や加害が、戦場にいる兵士だけのものではないことが如実に表されている。
読むのがつらくなるほどだが、私たちはこうした歴史を決して忘れてはならない。