紙の本
NHKの名番組、書籍化
2021/05/31 10:16
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投稿者:まらりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年前にテレビで放送され、渋谷で展示会も開催された、平成ネット史。まさか書籍化されるとは・・・・・・平成ネット史ですが、ネット黎明期からの勉強になります。
紙の本
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2021/08/14 20:58
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かにインターネットの黎明期、スマートフォンの登場、SNSの普及等々がこの三十年弱の出来事であり、歴史の展開点を実体験したと言えます。
しかしあまりにも「情報の洪水」が凄すぎて、受け止めきれていないのが現実ではないか。
この先、時代はどのように進むのか。主導者が無く「こっくりさん」状態になってしまう気がします。
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こうやって振り返ってみると、ネットの驚異的な進化によって、世の中がその都度変化していったことを思い出させてくれる。(よい意味でも、悪い意味でも)そして、その当事者たちの発言は興味深い。私的にはテレホーダイが懐かしかった。かつてパソコン通信を繋げるのに夜11時を待ち構えて自動巡回ソフトを走らせていたことを考えると、今の状況は驚異的だ。
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平成時代のインターネットの歴史教科書的な一冊(2019年1月にNHKで放送された「平成ネット史(仮)」を書籍化したもの)。堀江貴文さん、宇野常寛さん、落合陽一さん等がネットの歴史を振り返る形で平成時代に一世を風靡した2ch、ニコニコ動画、mixi、Twitter、YouTubeまでが語りつくされる。ミクシィ会長の笠原健治さんやiモードの立ち上げに携わった夏野剛さんなど、キーパーソンへのインタビューも掲載されている。平成時代のネットの歴史を振り返りたい人にオススメ。
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本にもあったようにネットの歴史上の人物たちの生のコメントが聞けたのは楽しめた。50代の自分にとっては学生時代のMSDOSとパソコン通信の方が思い入れが深く、平成のネット史全史もやってほしい。
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私のようなインターネット老人会の翁向けに天下のNHKKKKKKKKKが放送したTV番組を書籍化したもの。かなり表面的・表層的な内容に終始してしまっているため、レトロスペクティブという言葉以外に本書を形容する言葉は見つからない。
ただ、毎日狂ったように読んでいた「侍魂」の健さんへのインタビューなどは、やはりあの頃を思い出してちょっと切なくなってしまったりもする。IT大国になった中国、テンセントやアリババが”先行者”を開発してくれる日は来るのだろうか?(きっと来ない)。
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NHKで放送された同タイトルの番組の書籍化。
「ネット史」を語るにふさわしい面々が番組に出ていたようですが、個人的に最も「すごいな」と思ったのは、ホリエモン(堀江貴文さん)。
ネットの表も裏もよく知ってますね。
ネットが及ぼした影響だけでなく、ネットに関する技術にも詳しいのですね。
ホリエモンのことは、あんまり好きじゃないのですが、この本での発言内容からは、今の地位に至るまでに、相当の努力をされたことが伝わってきました。
また、当たり前のことではありますが、ネットの文化はユーザーが支えてきたのですね。
もちろん、倫理的にいかがなものか、と思うユーザーもいますが、ネットのプラス面に目を向け、それを支える技術的な知見をもち、かつ、志の高いユーザーもたくさんいて、その人たちの努力のおかげで、こうやって便利な技術を享受できていることを改めて感じました。
カバーはゴチャゴチャした本ですが、中身はすっきりしていて読みやすかったです。
また、巻末の年表は、ネットの変遷をうまく紙面に落とし込んでいて、感心しました。
素直に、よい本だと思いました。
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あまりに薄い。その方がいい人にはいい本。
P115 「ウィンドウズOSの設定の難しさ」これ重要で、使い勝手は悪かったのでした。
P130 iPhoneに革新性を感じなかったのでした。ただし、後に知ったマルチタッチはすごいと思った。
P196 >複数の記事を読む 孫引き上等なネットでは、単純に複数というだけでは無意味。
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あまりにひどすぎる出来栄えだ。「ネット史」を標榜しながら、表面上に「流行ったこと」をなぞり、それを堀江貴文や落合陽一、宇野常寛ら「NEWSPICKS」でよくみる人たちが論評するだけのもの。そして、NHKの企画が元になっているだけあって「フェイクニュースには気をつけよう」などと説教される。最悪である。
本来いくらテレビの企画が元になっていようと、出版するならばしっかりと構成を見直すべきである。映像と違い、繰り返し読まれる可能性のあるものになるはず(ましてやタイトルはネット「史」である)
だが、本書は全く気にしない。テレビで述べたであろう薄っぺらな感想をそのまま本に書き、一丁上がりだ。これは堀江や落合が悪いのではない。彼らはショーマンとして、必要な尺で求められたことを語ったに違いない。ひとえにこの本の著者、そしてそれを諌めなかった編集者の責任である。
どうやらこれが放送時にツイッタートレンドに入ったことを帯びや前書きなどで盛んに書き立てているが、そもそもNHKの放送はかなりの頻度でトレンドになる。しかも、「親方NHKがネットを取り上げた!」という、俄には信じがたい承認欲求の満たし方をするネットユーザーはまだごまんといる。そうしたことを「成功」としているようでは、全くこの手の企画は良くならないはずだ。
さて、本書の良い点もある。それはネットの折々の事件の「当事者」たちがインタビューに答えている点である。特にUNIX板の「2ちゃんねる救出」では、実際に関わったプログラマーがインタビューに答えていた。これは興味深い内容だった。
あと、参考文献に「僕たちのインターネット史」があることである。こちらは、インターネットの思想史をある個人の観点から極めて分かりやすく、詳細に語っている名著で、論文にも採用されることが多数だ。この本を紹介している、という一点だけで星が一つ増えた。
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面白かった。Windows95の時代から現代まで一気に振り返ります。電話回線でパソコン通信の時代から5Gまで。懐かしすぎて読みながらニヤニヤしてしまいました。
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予想以上に面白かった。
平成の30年間がちょうどイイのですね、
ふりかえるのに。
その時代時代のサービスが
その重要人物のコメント付きで
掲載されている。
この辺はさすがNHKだと思いました。
ついていけないけど、
ついていなかいと、と思わされました。
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表紙の雰囲気からなんとなく2ch発のネットミーム的なものの話かと思っていたが、そうではなく予想よりちゃんと平成のインターネット史を振り返るというものだった(とはいえ巻末カラーのネット史年表はそれっぽさもありクスリときた)。自分が94年生まれなので主に前半は体感しておらず興味深く読んだ。
自分が経験した中では主な連絡ツールは家電(小学生時代)→メール→LINEと変遷してきているが、今後さらに変化が起きたときについていけるか若干不安。
ホリエモンがインターネット浸透の立役者であることを今さら実感。近年の流れで言うと、ライブドアブログなのでホリエモンとやや重複?があるが、2chまとめやアフィリエイトブログとかをもっと掘り下げてるのもありだったのではとも思った。
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インターネットは元々アメリカの研究機関を繋ぐARPANETを起源として1969年に始まった技術。
それが一般化したのはWindows95の登場時。PCの操作性が大いに向上したことで、一気に民主化が進む。
さらに2000年になるとADSLサービスが開始され、通信速度の向上により一気に普及が進んだ。この時期にはテキストサイトや2ちゃんねるが立ち上がっている。
その後、日本ではインターネットがiモードにより携帯端末にも拡大し、独自の発展を続けた。iモードは画期的であったが、ドコモの動きの鈍さや、メーカー側が今のスマホの形への技術の昇華を出来ず、結果的にiPhoneに全てを奪われてしまう。
mixiの流行も、スマホへの対応に遅れる中、Twitterや facebookにユーザーを取られてしまった。
さらに時は流れ、いまはYouTubeなどで個人でも情報発信が可能になり、メディアの民主化が進んだが、フェイクニュースの蔓延や一部の迷惑行為への対策として監視社会のような厳しいルール設定など、自由ではなくなっている面も見られる。
特にSNSは人と繋がりたいという欲求を通り越して、人を隷属させ、また信用度を測るツールとして利用されていることから、そこから逃れられない状態になっている。
こうした一連の動きはわずか30年以内で起こっている。まさに私が生きてきた時代であるためとても感慨深い。
今後もこうした環境変化は続いていくが、食わず嫌いせずになんでも挑戦してみる精神がないと、この波に乗っていくことは難しい。
個人的にはLINEが生まれたのは東日本大震災の後であるということに驚きを隠せなかった。
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98年からインターネットと共に生きてきたので、歴史というよりは思い出と表現した方が手触りとしては近い。
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2023年9月3日読了。「インターネット」とは何だったのか?世代によって受け取り方も全く違うテーマだが、NHKで放送されネットでも話題になった「平成ネット史」の特集の書籍版。参加する有識者たちの中で特に堀江貴文氏の存在感がすごい…単なる時流に乗った起業家ではなく本物のIT技術者だったのだな、と再度認識する。通信回線の進化やケータイの進化など、技術によりやれること・人々の想像力が広がったことが新しい文化を生み出し続けてきたのだなあ…。著作権フリーの二次創作文化や2ちゃんねるでの中傷合戦など、いいことばっかりだったわけではなく、多くの人が泣き寝入りしたりあるいは命を絶ったりすることもあったわけだが、「自分が生きてきた歴史」として考えると、まあいろんなことがあって面白かったな…。