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- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2021/05/27
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/207p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:978-4-06-522916-3
読割 50
紙の本
午前3時に電話して
誰にも話せない悩みを抱え、3人の親友たちの前から消えていたみなみは、ブックカフェで見つけた〈白い本〉に自分たちの物語を書き始め…。男女仲良し4人組の青春友情小説。【「TR...
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商品説明
誰にも話せない悩みを抱え、3人の親友たちの前から消えていたみなみは、ブックカフェで見つけた〈白い本〉に自分たちの物語を書き始め…。男女仲良し4人組の青春友情小説。【「TRC MARC」の商品解説】
《これは、みんなでつくる本です。お金はいただきません。
自由に持ち帰って、あなたの好きなお話を書いてください。
書き上げたらまた、本棚にもどしておいてください。
だれかがきっと、そのつづきを書くでしょう。》
本をひらくと、とびらのページに、そう書かれていた。
──だれにも話せないことを心にかかえていた伊藤みなみは、
「お話」として、書いておくことならできるかもしれない、
もしかしたら雄大が見つけてくれるかもしれない?と
ブックカフェの本棚でみつけた白い本に最初の一行を書いた。
ちょうど一年前の、なかよしでむじゃきだった四人組のお話から、
えんぴつを握りなおして、伊藤みなみを変身させて。
【商品解説】
目次
- エピソード1 赤いバトン
- きょうも雨降りーー伊藤みなみ
- 消えない炎ーー岸本雄大
- お守りの写真ーー竹ノ内晴樹
- 乙女の祈りーー江森愛理
- エピソード2 えんぴつと紙飛行機
- なぞの解読ーー岸本雄大
- まいごの子猫ーー伊藤みなみ
- 折り紙男ーー竹ノ内晴樹
著者紹介
小手鞠 るい
- 略歴
- 〈小手鞠るい〉1956年岡山県生まれ。同志社大学卒業。「ある晴れた夏の朝」で小学館児童出版文化賞受賞。
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紙の本
『午前3時に電話して』
2021/08/11 19:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「明るくて、きらきらしてて、太陽みたい」と言われていたみなみは、小学校の卒業式を前に、引っ越し先も知らせずみんなの前から姿を消してしまう
だれにも言えない悩みを抱えたまま、新しい中学校にもなじめず、重い気持ちで迎えた夏休み
6年生まで暮らした町を訪れたみなみは、立ち寄ったブックカフェで〈白い本〉を見つけ、3人の親友たちに向けて「お話」を書いていく
だれか、わたしを見つけて! わたしは、ここにいるよ。
4年生のとき「炎チーム」として4×100mリレーのバトンをつないだ親友の雄大、愛理、晴樹は助けを求めるみなみに気づき……
もしもみなみが午前三時に目が覚めてしまったら、すぐに電話をかけてください。ボクはどこで何をしていても、電話に出るから。
『ある晴れた夏の朝』で第68回小学館児童出版文化賞を受賞
ニューヨーク郊外のウッドストックに住み、児童書から恋愛小説まで幅広く手がける著者の心あたたまるさわやか友情物語、2021年5月刊
陸上、小説、ピアノ、英語などの道具仕立てがしゃれていて、家族構成やハラスメントなどリアルな社会問題もからめた謎解きの要素もあり、なによりラストシーンの余韻が印象に残るタイトルがみごと
今、この瞬間、この台詞を言わへんかったら、ボクは一生、後悔する。
本書は、中学年むけ「スポーツのおはなし」シリーズ全10巻の1冊として出版された『空に向かって走れ』(2019年11月)のその後の物語にあたり、「炎チーム」のエピソードは前作に由来する
中学生になった4人の成長した表情を描いたカバー画も前作と同じ大庭賢哉