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商品説明
英国へ留学中のリセは、友人のアリスから薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。アリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり…。『メフィスト』掲載を加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
変貌する少女。呪われた館の謎。
「理瀬」シリーズ、17年ぶりの最新長編!
英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。
可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。
正統派ゴシック・ミステリの到達点!
【商品解説】
目次
- 序章
- 第1章 ミッドナイト
- 第2章 ブラックローズ
- 第3章 スキャンダル
- 第4章 アクシデント
- 第5章 バードウォッチャー
- 第6章 ミッシング
- 第7章 イリュージョン
- 第8章 シークレット
- 第9章 プレイハウス
著者紹介
恩田 陸
- 略歴
- 〈恩田陸〉1992年「六番目の小夜子」でデビュー。「蜜蜂と遠雷」で直木賞と本屋大賞を受賞。ほかの著書に「中庭の出来事」など。
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紙の本
待望の理瀬シリーズ
2021/06/23 15:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハンナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この理瀬シリーズ、好みすぎる。
読者を外側から内側へ引き込むのが本当に上手いなあと思います。ずっと続いて欲しいと思える本。そして不穏な謎の連続、登場人物の闇、等。
全てが解き明かされないのは普通ならモヤモヤするはずなのに、このシリーズではそれがまた嬉しい部分だと思います。
装丁が本当に好み。北見隆さんの挿画が内容と相まって不気味さを演出しています。
紙の本
英国のお屋敷で
2021/07/04 17:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひっさびさの理瀬シリーズ。美しいレディに育ったリセが英国貴族の田舎のお屋敷に現れます。
当主の誕生日パーティ周辺で次々起こる殺人事件や未遂事件。
曰くつきの一族と、娘が連れてきた友人たちも何やら曰く付きの様子。
閉鎖的な空間で起こるミステリーはやっぱり良いですね。
紙の本
高校生だったリセは大人になっていた。
2021/11/08 06:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな物語だったのか忘れてしまったけれど、あの頃と変わらず、魅惑的だけど影のある女性になったようだ。メインの話はきちんと解決したのかどうかは、よくわからなかった。ただ、ちょっとした不思議体験というか、お化け屋敷に入るようなスリリングを味わうには十分な世界観だった。
紙の本
17年振りのシリーズ新作
2021/09/26 09:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
17年振りの理瀬シリーズ最新作。メフィストでの連載も途絶えていた時期があり、完成するのかずいぶんやきもきしましたが、無事に刊行され嬉しい限りです。今回の舞台は英国にあるなにやら胡散臭い古い一族のお屋敷。著者お得意のゴシック調ミステリーとして、雰囲気を十二分に堪能出来ます。本作をきっかけとして、是非「三月は深き紅の淵を」より連なるシリーズも手にとって頂きたいと思います。恩田先生、次作もお待ちしてます!