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紙の本
時の子供たち 上 (竹書房文庫)
著者 エイドリアン・チャイコフスキー (著),内田 昌之 (訳)
【アーサー・C・クラーク賞(2016年度)】地球の終わりを予測した人類は、惑星を改造し、地球の生物とその知能強化をうながすナノウイルスを送りこむ計画を進めるが…。惑星上で...
時の子供たち 上 (竹書房文庫)
時の子供たち 上
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- 税込価格:1,980円(18pt)
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商品説明
【アーサー・C・クラーク賞(2016年度)】地球の終わりを予測した人類は、惑星を改造し、地球の生物とその知能強化をうながすナノウイルスを送りこむ計画を進めるが…。惑星上で進化を遂げる蜘蛛たちの世界と、地球からやってきた人類最後の生存者たちの苦闘を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
生き残った人類は宇宙船で難民のように生きていた。
荒廃した地球を脱出した人類の唯一の希望は数千年前の遺産――。
地球の終わりを予測した人類は新たなプロジェクトを進めていた。
惑星を改造し、地球の生物とその知能強化をうながすナノウイルスを送り込むテラフォーミング計画だ。
ドクター・カーンが担当する惑星では、数十世紀後に進化した猿たちが地球の文明を引き継ぐはずだった。
だが、その計画を人類への冒瀆だと考える過激派の妨害により、カーンのプロジェクトは失敗してしまう。
辛くも難を逃れたカーンは、いつか地球から救援隊が来ることを願い、救援信号を送りながら監視ポッドで人工冬眠に入る。
妨害工作により全滅した猿たちのかわりに、ナノウイルスが進化させる宿主として選んだのは蜘蛛だった。
蜘蛛たちは狩猟の腕を上げ、言語を覚え、共同体を作り、文明を発展させてゆく。
天の光を仰ぎ見ながら――。
2016年度アーサー・C・クラーク賞受賞作。【商品解説】
科学者たちは滅びゆく地球から生物を救うべく、惑星をテラフォーミングしウイルスによって猿を進化させようとするが・・・。【本の内容】
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いい意味で裏切られる
2021/08/22 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、時間テーマを中心に読んでいたので、この本もそのつもりで購入したのだが、全然違った。
のっけから、遠未来もの、進化・知性化もの、生物学的考察ものであることが判明する。
時間を飛び越えるガジェットとしては人口睡眠が出てくるくらいで、超光速すら出てこない。もちろんタイムマシンも出てこない。
妙に人間臭い、それでいて異質なクモたちの紡ぐ年代記といったところかな。
盛り上がってきたので、一気に下巻も読み進もう。