- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/05/31
- 出版社: 弦書房
- サイズ:19cm/201p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86329-227-7
紙の本
占領下のトカラ 北緯三十度以南で生きる
太平洋戦争終結後、国境の島となったトカラ列島で、活路を見出そうとしていた島民・移住民らの世話役として生き抜いた帰還兵の証言を収録。物資調達のための密航船まで仕立てて生きね...
占領下のトカラ 北緯三十度以南で生きる
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商品説明
太平洋戦争終結後、国境の島となったトカラ列島で、活路を見出そうとしていた島民・移住民らの世話役として生き抜いた帰還兵の証言を収録。物資調達のための密航船まで仕立てて生きねばならなかった知られざる戦後史を明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
◆太平洋戦争終結後、トカラ列島(鹿児島県十島村)を含む北緯三十度以南の島々は日本から切り離され、米軍の軍政がしかれた。国境の島となったトカラの人々は、生きるためにさまざまな開拓を実行、さらに物資調達のための密航船まで仕立てて暮らしを立ててゆかねばならなかった。
◆当時、活路を見出そうとしていた島民・移住民たち(復員兵、引揚げ者、元鉱夫、素潜り漁師、市電の元車掌、大工……)の世話役(区長、村議)として、したたかに生き抜いた帰還兵・半田正夫氏の真実の声が語る知られざる戦後史‼【商品解説】
目次
- 序 「ミッコウ」時代の幕開け
- 北緯三十度線が国境となる
- Ⅰ 復員、そして占領下の与論島へ
- アメリカから呼出しがきた
- Ⅱ 密貿易で生きる
- ジェットエンジンもズロースも密輸品のうち
- Ⅲ 開拓行政
- 軍会に活かされた笹森儀助案
- 開拓農協以前
- お前ならできる、大工をやらんか
著者紹介
半田 正夫
- 略歴
- 〈半田正夫〉1922〜2014年。福岡県生まれ。鹿児島県十島村に渡り、開拓農家の世話役、村会議員を歴任。
〈稲垣尚友〉1942年生まれ。トカラ諸島の暮らしをへて、竹細工職人。
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