- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/05/12
- 出版社: 東京子ども図書館
- サイズ:19cm/82,12p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88569-229-1
紙の本
児童図書館の先駆者たち アメリカ・日本 (TCLブックレット 「こどもとしょかん」評論シリーズ)
子どものための図書館は、いつ、どのようにして始まったのか。東京子ども図書館の機関誌『こどもとしょかん』に掲載された、日米児童図書館の黎明期に関する評論2編を収録する。【「...
児童図書館の先駆者たち アメリカ・日本 (TCLブックレット 「こどもとしょかん」評論シリーズ)
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商品説明
子どものための図書館は、いつ、どのようにして始まったのか。東京子ども図書館の機関誌『こどもとしょかん』に掲載された、日米児童図書館の黎明期に関する評論2編を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
―子どものための図書館はこうして始まった―
東京子ども図書館の機関誌「こどもとしょかん」バックナンバーより、日米児童図書館の黎明期に関する評論2編を収載。
・アメリカ児童図書館の先達 張替惠子
19世紀末~20世紀初頭はアメリカ公共図書館児童サービスの発展期だった。これを支えたのは高等教育を受け社会進出した女性図書館員たち。中でも抜きん出た活躍をした2人に焦点を当てる。
・日本児童図書館の黎明期 内藤直子、加藤節子
明治時代初めに、欧米視察や留学を機に近代的な図書館活動や理念にふれ、日本の児童サービスを推し進めた男性3人を取りあげる。
子どもに本を手渡すことに情熱を傾けた、先駆者たちの精神にふれる一冊。
巻末に当館所蔵の関連文献の一覧付き。
子どものための図書館は、いつ、どのようにして始まったのでしょう。このことを探るために、東京子ども図書館では今から二十五年ほど前、職員研修の一端として、日米の文献資料を読み合う機会をもちました。その成果は機関誌「こどもとしょかん」77号と78号の評論で発表しました。
その後、「子どもの図書館講座」や「初級研修プログラム」などで、児童図書館サービスの発展について講義することが度々あり、評論コピーも参考資料にあげてきました。
この度、ブックレットの形で広く手に取っていただけるようになったのは、ほんとうにうれしいことです。刊行にあたり、関連資料の紹介を充実させ、読みやすさに配慮し、一部表記も改めました。
子どもの読書のために情熱を傾けた先達の献身をただ〝過去の偉業〟とするのではなく、そこから力を得て、日々の仕事や活動に生かしてくださったら幸いです。(まえがきより 張替惠子)【商品解説】
目次
- 〇アメリカ児童図書館の先達―ヤグッシュさんの論文から 張替惠子
- 〇日本児童図書館の黎明期 内藤直子 加藤節子
- 〇文献拾い読み
- 〇日本の児童図書館のあゆみ
- 〇執筆者紹介
- 〇関連文献リスト
収録作品一覧
アメリカ児童図書館の先達 | 張替惠子 著 | 3−42 |
---|---|---|
日本児童図書館の黎明期 | 内藤直子 著 | 43−81 |
著者紹介
東京子ども図書館
- 略歴
- 東京都日野市立図書館勤務を経て、1993年より東京子ども図書館職員。2015年6月同館理事長に就任。武蔵野大学非常勤講師。共著に『児童図書館サービス論』(理想社)、訳書に『ブータレとゆかいなマンモス』(学習研究社)、『図書館に児童室ができた日』(徳間書店)等。
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