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ショパンの名曲 ピアノの名曲聴きどころ弾きどころ 2 (講談社現代新書)
ショパンの魅力を平易に、かつ深く、現役ピアニストが語る。ノクターン(小夜曲)、ワルツ(円舞曲)などジャンル(曲種)ごとに、それぞれを代表する作品について解説し、おすすめの...
ショパンの名曲 ピアノの名曲聴きどころ弾きどころ 2 (講談社現代新書)
ショパンの名曲 ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ2
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商品説明
ショパンの魅力を平易に、かつ深く、現役ピアニストが語る。ノクターン(小夜曲)、ワルツ(円舞曲)などジャンル(曲種)ごとに、それぞれを代表する作品について解説し、おすすめの演奏を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
ピアノファン、ショパンファン待望の1冊! 「エチュード」「バラード」「マズルカ」「ポロネーズ」・・・。世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ女性ピアニストが、ショパン代表的な名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!
著者は、作曲家は基本的に演奏家に親切だといいます。こうしてほしいということは、楽譜の何気ない指示にすべて書き込まれているからです。
プロの見方を知ることで、ピアノを弾く人にはもちろんのこと、ただ聴くのが好きなだけの人も、音楽鑑賞の楽しみがよりいっそう深まること間違いなしの1冊です。【商品解説】
著者紹介
イリーナ・メジューエワ
- 略歴
- 〈イリーナ・メジューエワ〉ロシア生まれ。5歳よりピアノをはじめる。1997年から日本を本拠地とし、バロック、古典派から近・現代にいたる作品までの幅広いレパートリーにより、精力的な演奏活動を展開している。
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☆ショパン☆
2022/11/27 20:18
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ショパンの曲、大好き!
( ..)φメモメモ
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【ノクターン】
ショパンの詩情や抒情性の最も親密で情緒的な面が表れているジャンル
「声」や「技巧」だけでなく、「人間味」や「深さ」を重視していた作品群
【スケルツォ】
元来「冗談」という意味のイタリア語で称されていた音楽を、シリアスなものへと仕上げた。
【バラード】
ショパンの創作の中でも最も完璧かつ最高の天才が発揮されたジャンル
物語性や描写性を感じさせる音楽
【プレリュード】
従来は楽器のチューニング確認であったり、指ならしや精神統一のためにメインの前に演奏されたジャンルに、創作的付加価値をつけた。
【エチュード】
練習曲を最高に芸術的で詩的なものに引き上げた。それでいて、指から手、手首、上腕、肩等を自然体で使って演奏技術を学べる作品とした。
【ワルツ】
「踊るためではないワルツ」という、微妙な距離感のあるジャンルを確立
【マズルカ】
表面的にはシンプルなのに、中身が非常に複雑な、最も難しいジャンル
祖国ポーランドへのパッションも織り込む。
【ポロネーズ】
ショパンの中にある強靭的な面が表れたジャンル
悲劇的でドラマティック
【ソナタ】
バッハとの親近性を感じる作品
「死」というものがテーマになっている。
【幻想即興曲】
ポリリズムを使った、テクニック上もユニークな作品
【舟歌】
ショパン音楽の全てのエッセンスが全て入った作品