- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/05/06
- 出版社: 大阪大学出版会
- サイズ:27cm/116p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87259-731-8
紙の本
湯川秀樹博士と大阪大学 ノーベル賞はかくして生まれた
著者 細谷 裕 (著),大阪大学総合学術博物館湯川記念室 (監修)
ノーベル賞受賞論文はどのように書き上げられたのか。湯川秀樹が大阪帝国大学理学部の講師、助教授として活躍した1933年から1939年までの活動を中心に、その生き生きとした姿...
湯川秀樹博士と大阪大学 ノーベル賞はかくして生まれた
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商品説明
ノーベル賞受賞論文はどのように書き上げられたのか。湯川秀樹が大阪帝国大学理学部の講師、助教授として活躍した1933年から1939年までの活動を中心に、その生き生きとした姿を豊富な図版とともに紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
ノーベル賞受賞者はどのように論文を書き上げるのか。本書は26~32歳の若き湯川が、大阪帝大在籍中に圧倒的に凄まじい研究を進めた姿を明らかにしている。
量子力学の黎明期の使命感みなぎる研究の日々のなか、友と手紙で意見を交わし、仲間と議論し、市民に語り、レフェリーの評価に反論する。
そして午後には仲間と野球をし、5時には西宮への帰途につき、時には息子の春ちゃん(春洋氏)の靴を買って帰るのである。
湯川は手紙や下書き、計算など、多数の史料を保存しており、本書では多数の史料をフルカラーで掲載。大阪大学で新たに発見された「素粒子の相互作用について」学位申請書類には主査の菊池正士がまとめた要旨もみられる。【商品解説】
目次
- 第1部 京大から阪大講師に(26歳、1933年)
- 第1章 いざ大阪へ
- 第2章 かくして研究は始まった
- 第3章 友は打ち明ける
- 第2部 中間子論から3年半、博士号取得(31歳、1938年)
- 第4章 ガリ版刷りのプログラム
- 第5章 語ろう、そして前へ
- 第6章 時はきたり、博士号取得
著者紹介
細谷 裕
- 略歴
- 〈細谷裕〉1951年京都府生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。大阪大学名誉教授。同大学総合学術博物館湯川記念室特任研究員。理学博士。専門は素粒子物理学。
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